バルテュス

国内最大の回顧展といわれるバルテュス展、話題になっていますよね。
今世紀最後の巨匠、難解な抽象性と具象性そしてエロティシズム漂う少女の絵。
いろいろな観点から作品を鑑賞し、興味が尽きることのないバルテュスの作品ゆえに、雑誌やメディアなどでも多く取り上げられていますね。

実はバルテュスとは通称で、本名はバルタザール・クロソフスキー・ド・ローラという、なにやら呪文のような名前です。これでは我々日本人にとっても呼びづらい名前ですよね。
バルテュスも決して発音しやすい名前ではありませんが、彼の神秘性と相まっている響きがあるかもしれません。

さて、生涯5つのアトリエで制作に捧げた人生といわれていますが、バルテュスは自然光のみでしか筆を持たなかったとのことです。
しかもアトリエとする部屋は北側。つまり北向きの部屋から入ってくる自然光のみで描き続けた。
つまりは直射日光から得る光ではなく、やわらかい北側の光。

これって写真撮影にも通ずるものがあると思います。
もちろんスタジオ撮影のスタイルやそれぞれ好みは異なりますが、自然光で見るものの色合い、光の入り方、色の映り方がこの北側からの光でみることができます。
室内写真、料理写真、植物、こどもの写真など自然光で撮影することも多くあります。
写真撮影する時のヒント、思考が、こんなところにも発見できます。
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『夏のお祭り』

子どもの頃は、近所のお祭りへよく行っていたのですが、大人になるにつれ、あまり行く事はなくなりました。
それも、僕がスーパーインドア人間だからなんですけど、祭りの笛の音やハッピを着た人をみると、昔の楽しかった記憶がよみがえります。
あ~、久しぶりにりんご飴食べたくなっちゃいました。

そういえば、先週の3連休は「岸和田だんじり祭り」でしたね。
僕も、何年か前に大阪の友達に連れられ行った事があります。
もう、岸和田市民全体がお祭りなんですね。
こんなに街全体がお祭りムードなんだな、と雰囲気に圧倒されたのを思い出します。
すごいスピードの囃子の上で踊る祭り男。よく落ちないよな~、と思いながらヒヤヒヤしながら観ていた僕は、何ともチキン野郎でした。
僕の友達はすごい楽しそうに観てましたけどね。

しかし、だんじり祭りってファン?が多いですよね。
特にすごいカーブのあるところは、すごい人でした。
2年に1人くらいのペースで、事故で亡くなる人がいるというのも納得する程、それは激しい祭りでした。
もうちょっとのんびりした祭りが良いかな~。

ちなみに、だんじり祭りの日の夕飯のメニューはどこの家も「おでん」だそうです。
なんで?
ところ変われば文化も違うものですねぇ。

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