『紅葉写真』

今年も紅葉の季節がやってきました。
本当に心が洗われるような美しさがありますよね。

都内で最も有名な紅葉スポットのひとつに、神宮外苑イチョウ並木があげられます。
約300m続く街道の両側には、146本ものイチョウが立ち並んでいます。

このイチョウたちは、奥に立つ聖徳記念絵画館との景観美を計算し、青山通り口から
樹高の高い順に植えられているのです。
そうすることで遠近感が強調され、まるで絵画のように美しい光景が。

映画やドラマにも度々登場するので、行ったことはなくてもテレビなんかで観たこと
がある人も多いのではないでしょうか。
紅葉シーズン中は「いちょう祭り」が開催されていて、噴水を中心に周辺に屋台が並
び、かなりの人で賑わいます。

美しいものほど写真が映えるのですが、紅葉はちょっとコツがいるんですね。
特にイチョウのような黄色い葉は、のっぺりと立体感のない写真になりやすいんで
す。

夕方のような光が斜めからさすような時間帯を狙い、光と影で立体感を演出し、ホワ
イトバランス「曇天」に設定すると、色が濃く強調されます。
また、プラス補正で明るく撮るとイチョウらしい写真が撮ることができますよ。
季節の自然を被写体にするのは、難しいですけど気持ち良いものですね。

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『ミクロの世界』

今年で41階目を迎えるという、2015年ニコン顕微鏡写真コンテスト「スモールワールド」の入賞作品が発表されました。

今年のコンテストには83カ国から2000点以上の作品が集まったそうで、肉眼では決してみることのできない世界が見れます。
科学と芸術の融合という感じがして、神秘的で美しいような、気持ち悪いような。。。

入賞者及び参加者の写真を閲覧できる公式サイトがあります。

http://www.nikonsmallworld.com/galleries/photo/2015-photomicrography-competition

今年の優勝作品は、ミツバチの目にタンポポの花粉がいっぱい付いている顕微鏡写真。
言われなきゃ何だか分からないですね。
でも分かりたくないような気もします。。。ミツバチの目玉か。。。

この写真を撮影したオーストラリア出身の写真家、ラルフ・グリム氏は、小さな生き物を取り上げることで、人々に環境問題に興味を持ってもらいたいとの想いがあるそうです。

この写真を撮影するために4時間以上もかけて、注意深くセットをし、焦点を調整し、美しい画面を表現するために十分な光をミツバチに当てたそうです。

技術と熱い想い、周到さがあって、この神秘的な写真を生み出したんですね。

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モデルの力

年を重ねるにつれ美しくなる女性、素敵ですよね。
古今東西そんな女性達が常に注目されますが、今の日本では、最近さらに美しさが輝いている宮沢りえさんが挙げられるでしょうか。
本職の女優として舞台、テレビでも活躍ですが、ひとたび写真の被写体となると、その彼女の美しさは老若男女目を奪われるほど。
雑誌SWITCH最新号の前号では繰上和美氏の撮影で表紙を飾っています。夏にはHarper’s BAZZAR の日本版にて、ヴァレンティノのオートクチュールを着た宮沢りえさんの撮りおろしが掲載されました。
それはそれは、息を呑むような美しさ。男でも女でもしばらくその場で焦燥してしまいそうなほど。
Harper’s BAZZAR日本版での撮影時には、宮沢さん自身も率先して打ち合わせ、撮影準備に参加されたそうです。そうやってヘアメイクやカメラマン、撮影スタッフとともにシューティングを作っていったんですね。
モデルとの撮影現場では、チームとしてスタッフとともに作りあげようとする空気感、まさにコラボレーションという共同作業が写真として表面に出てくる差を生みます。
宮沢さんの撮影秘話や、メイキングムービーが、彼女の仕事に対するプロフェッショナルな考え方が伝わってくるようです。
SWICHでの繰上さんの撮影も本当にかっこいい!繰上和美だからこそだ、と読者の方も思われたでしょう。でも色々な写真家が言いますよね、モデルが90%だって。
そう、もちろん写真家もすごいんですが、モデルもすごいってことですよね。
最近の宮沢りえさんの写真を見て実感した「モデルの力」というおはなしでした。

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アルマーニ支援のプロジェクト

ファッションデザイナーの長のひとり、ジョルジョ・アルマーニ。
デザイナーになっていなかったら映画監督になりたかったというアルマーニが、昨年2014年から始めた支援プロジェクトがあります。
「Films of City Frames」という名のプロジェクトは、世界の映画スクール(フィルムスクール)の学生たちを、ショートフィルム制作を通して支援していくというもの。
昨年は5国、6都市のフィルムスクール、そして今年2015年はイタリアのトリノ、ブラジルのサンパウロ、オーストラリアのシドニー、韓国のソウルの国際フィルムスクールの生徒の作品が発表されました。
実生活のヒントから日常生活の日々の現実と戦う人々の目と感情をテーマに作られ、それぞれのショートフィルムではジョルジョ・アルマーニのアイウエアコレクションを鍵とするというもの。
結局は自身のブランドの宣伝につながるのか、、とおもいがちですが、非営利団体活動ではないですものね、文化芸術貢献をとおしてビジネスと社会の接点をつくるところが一流ブランドのなせる技です。
映画監督になりたかったというアルマーニ氏、実際に多くの映画の衣装を手がけています。
ファッションと映画、つながるところは多様にあります。こういった支援によって、若い世代、学生さんたちが活動の機会やきっかけ、目標などを持てることができるのは素晴らしいですよね。

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『アップル自動車』

アップル社の電気自動車プロジェクトが動いている、という噂を耳にしたことは何度
かありましたが、それは噂ではなく真実であるとの噂です(笑)。

関係筋によると、電気自動車プロジェクトは今後のアップルの重要プロジェクトと位
置付けられていて、コード名「タイタン」と呼ばれる極秘プロジェクト。
チームには自動運転の専門家が在籍していて、「タイタン」の人員を3倍の1800人に
まで拡大し、2019年の出荷開始を目指しているらしいです。

コンピュータの分野においては、革命をおこしてきたアップル社ですが、何故に自動
車なんでしょう。
確かに、最近の電気自動車はコンピューター化されているので、無関係ではなさそう
です・・。

携帯と車が一体となれば、音楽や通話がこれまで以上に便利になるし、ナビやサポー
トなど、優秀な運転助手になるでしょう。
おまけに無駄を省いたデザインの車が出れば、車に興味のないと言われている若い世
代の層にも刺激になりますから、消費者からみると決して悪くはない話です。
アップル社は新たな革命を起こそうとしていることは間違いないようですね。

でもそうなると、日本の自動車は売れなくなりますね・・。
そりゃ大変だ・・・。
ところで、極秘といいながらいつも、まことしやかな噂が流れるのがアップルの情報
戦略のうまい所ですよねぇ。

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日本の給水塔

前回お話ししたヒラ・ベッヒャー氏を彷彿させる、その名も「給水塔」という写真集がリトルモアから発行されました。
写真は比留間幹さんによるもので、日本でも数が少なくなっている給水塔を2000日かけて追い求め撮影、その全国の約800塔にもおよぶ給水塔の写真の中から厳選して、63の給水塔のある風景が収められているそうです。
ベッヒャーファン、給水塔ファンには嬉しい写真集です。金属的なもの、機械、建物といったものに惹かれてしまう人は、全国、全世界共通。
ベッヒャー夫妻の給水塔がミニマムにそしてタイポロジーに記録的な「給水塔のみ」にスポットをあてた写真ならば、比留間さんの写真は「給水塔がある風景」といったように、給水塔を通して見る風景といった感じでしょうか。
ヒラ・ベッヒャー氏の訃報とタイミングが重なったこともあり、彼女を偲びながらあわせてみてみたい写真集です。
ちなみにヒラ・ベッヒャー氏のニュースで、「元祖工場萌え」という紹介フレーズを目にしました。
なるほど、今だったら「工場萌え」、そんな表現ができますね。
撮りたい被写体はあるいみ、この「萌え」という感情がなくては撮り続けられません。
ベッヒャー夫妻、さらに成し遂げている写真家たちがそうであるように、萌えを全うできるほど被写体と向き合っていけたらいいですね。

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ヒラ・ベッヒャー

10月10日に亡くなったヒラ・ベッヒャー氏。
夫のベルント・ベッヒャー氏とともにベッヒャー夫妻、ベッヒャー派として知られるヒラ・ベッヒャー氏。1959年頃から、ドイツの消えつつある工業建築物の撮影を始め、1980年代以降には写真家としてよりも、コンセプチュアル・アートのアーティストとして高い評価を受けます。
1990年にはヴェネツィア・ビエンナーレのドイツ代表として金獅子賞を受賞、そして2004年にはハッセルブラッド国際写真賞を受賞しています。
写真を現代アートのメディアとして確立した功績が高く評価された彼らの活動は、給水塔、冷却等、溶鉱炉、工場地帯の風景などを大判の5×7で撮影されています。
2004年のハッセルブラッド国際写真賞の受賞理由は以下の通りです。
「ベルント及びヒラは現在、最も多くの影響を与えた芸術家である。40年以上、彼らは歴史的な過去の産業を記録し続けて来た。格子状に展示されることもある彼らの写真はそのあまりにも機能的な構造によって、彼らを写真家というよりもコンセプチャル・アーティストとみなされた。彼らが導き出した技法は「ベッヒャー派」として多くの人々に影響を与え、次世代の優秀なドキュメンタリー写真家、アート写真家を生み出した」
学校やコースでの写真授業の中に一度は取り上げられる、ベルント・ベッヒャー、ヒラ・ベッヒャー。機械的な被写体、ミニマムなものを撮るのが好きな人には給水塔のシリーズはこたえられないかもしれません。彼らの作品、功績はこれからの若い学生たちにも影響し続けることでしょう。

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『ニコンミュージアム』

ニコンは2017年7月に迎える創立100周年を記念し、「ニコンミュージアム」を10月17日にオープンすると発表しました。
意外にも「ニコンミュージアム」は、ニコンの各事業の歴史、製品、技術などを一堂に展示する初めての施設となるそうです。

約580m2の展示スペースには、1948年に発売されたニコンカメラの初号機「ニコンI型」から最新のデジタルカメラまで、約450点の歴代カメラを展示するほか、顕微鏡、測定機、半導体露光装置なども展示されます。

展示だけでなく、写真家、阿部秀之氏の監修による実験室などがあり、子どもから大人まで、世代を問わず楽しめる施設となるとのこと。

また、ミュージアムショップでは、ポストカード、手ぬぐい、クリアフォルダー、トートバッグなどのニコンミュージアム限定品のほか、「ニコンようかん」のオリジナルパッケージ品、タンブラーなどのニコンダイレクト限定品も販売されます。
というか、ニコンの食品ってあったんですね。初めて知りました。ほかに「ニコンせんべい」、「ニコンワイン」、「ニコンこしひかり」なんてのもあるそうです。しかもこれらニコンブランドの食料品は、なんとFシリーズカメラよりも歴史が長いのだそうです。いずれもニコン社内の売店か、ニコン直営のオンラインショップでしか買えないレアものです。

話が逸れましたね。。。
ニコンミュージアム、場所は品川にあるニコン本社で、開館時間は10時~18時。入館は無料なので、気軽に訪れることができますね。
ニコンのカメラは海外でも大人気ですから、新たな観光スポットとなりそうです。

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素敵な人生相談

吉祥寺にある「百年」というブックショプをご存知でしょうか?
写真集のコレクターにも人気の、厳選された品揃えの新古書店です。
来週こちらでトークイベントがあります。題して「百年と長島有里枝と中原昌也の人生相談」、このタイトルだけでそそられます。
小さい頃からひとから人生相談をされてきたという長島さん。
そんな長島さんが「中原昌也の人生相談」を読んだら、中原さんに人生相談をしてみたくなったというところから、トークイベントになったようです。面白いきっかけで、写真家と作家のトークが聞けるというもの。
二十歳で写真家となり、第26回木村伊兵衛写真賞を受賞、同じ年代から、若い学生まで幅広いファンが多く、カリスマ的でありながらも家族写真など親しみのあるテーマを発表してきた写真家、長島有里枝さん。こういうトークイベントという機会で彼女の話を聞け、写真家、作家と触れられるのも貴重かつ興味深い企画です。
さらに写真家の長島さんが2010年に上梓した「背中の記憶」というエッセイも高い評価を受け、作家としての才能も開花しています。
参加者の人生相談も中原さんと長島さんが回答してくれる時間もあるそうです。
味のあるブックショプの味のあるトークイベント。
チケットが残っていたらぜひ覗いてみたいものです。

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ドイツ銀行の現代美術コレクション

ドイツ銀行の現代美術コレクション
原美術館で開催中の展覧会が評判です。
「そこにある、時間ードイツ銀行コレクションの現代写真」。
紙の作品のコレクションとしては最高峰と言われるドイツ銀行の現代美術コレクションから、40組のアーティストの60作品が見れる展覧会です。
最高峰と言われるコレクションの数とは、なんと約60,000点にのぼるとのこと。さすが、ゲルハルト リヒターやアンドレアス グルスキーを輩出した国、ドイツ、規模が違います。
アジア、アフリカ、アメリカ、ヨーロッパのアーティストの作品が紹介される中、日本のアーティストでは、杉本博司氏、佐藤時啓氏、やなぎみわ氏などの作品があります。
さらに関連イベントとして、映像作品の上映、ドイツ銀行のグローバルヘッドオブアートのキュレーターによるトークイベント、キュレーターで評論家のスティーブン サラザン氏のレクチャーシリーズなど盛りだくさんです。
現代美術コレクションということで、難解そう、、と思いがちですが、佐藤時啓氏による、親子で参加できる体験型ワークショップなどあり、幅広く堪能できそうです。
会期は来年2016年1月11にちまで。見逃したくない展覧会です。

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