今年のアルル

毎年規模も認知度も大きくなる、フランスのアルルで開催されるフォトフェスティバル。
今年は7月6日から9月20日まで開催です。
毎年、開催初日には多くのイベントが企画されていますが、今年の見所のひとつに「COSMOS ARLES BOOKS」というスペースがあります。
世界各国の80もの写真出版社が集い、各出版社発行の写真集の販売から展示がされるもので、地元フランスを中心に、ヨーロッパ、アメリカ、アジアの出版社の写真集がこの場所で見ることができます。
80ある中で、日本からの参加出版社は2つ。
AKIO NAGASAWAとAMANASALTOです。
AKIO NAGASAWAはギャラリー運営とともに写真専門出版社として知られています。
またAMANASALTOは2012年に設立されたアマナホールディングスとベルギーのポートフォリオ制作、出版のサルト・ウルビーク社の合弁会社です。プラチナプリントを中心とするプリント制作会社で、アマナグループと言えど、かえって海外のほうが知られているかもしれません。
なんとも玄人好みの熟練した本つくりの出版社が集まるとなって、すでに写真愛好家やコレクター、関係者の間では話題に上がっているアルルフォトフェスティバル。
フェスティバル自体は9月まで開催ですが、この「COSMOS ARELES BOOKS」のスペースは7月6日から7月11日までです。
撮影機材・LED照明の専門店

和食写真

和食の世界って奥深く幅広いですよね。
例えば外国人からすると、和食=寿司、天ぷら、さしみ。なんて感じに思われがちです。
とんでもない!和食と言えばもちろん寿司や天ぷらもそうですが、数えきれない家庭料理や地域や風土によって様々なバリエーションがある郷土料理など、本当に多種多彩です。
まあ、日本人にとってイタリア料理のことをピザ、パスタ。と思ってしまうことと同じことかもしれませんね。その国に行ってみないと異文化料理というものを知る、理解するということは難しいものです。
さて、2013年の12月に和食(日本人の伝統的な職分か)がユネスコの無形文化遺産に登録されたことによって、さらに和食が脚光を浴びています。
一昔前から海外での外食産業で日本食ブームが続いていますが、無形文化遺産に登録されたことによって、ブームだけで終わることはありません。
「百聞は一見に如かず」ということで、和食に疎い外国人が和食を知るために世界中で和食の画像が注目されます。そう、いまは料理ブログでも和食のほうが海外から注目されがちなのです。
料理写真のブログでもSNSでもいったんネット上に載れば、世界中からアクセスできる、つまりは世界へ公開されているのです。
芸能人や有名人、そしてブロガーが記事や撮影した写真に注目を集めるためにしているのがハッシュタグ。記載内容を端的にカテゴリー化して明記することによって、そのカテゴリーを検索している人にヒットさせるためです。
アクセス数の上昇を狙う方は、「和食」の写真をブログやSNSに掲載する際に英語表記で「japanese cuisine」というハッシュタグをつけてみてはいかがでしょう。
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事例をご覧ください

弊社では、HPにて弊社ライトグラフィカの商品を実際にご購入いただき、ご活用されていらっしゃるお客様の事例をご紹介しております。
お客様は個人の方から、美容院、アクセサリーやジュエリーなど小物販売店、企業内の社内スタジオ、さらに実際に写真スタジオなどと幅広い層のお客様からご支持いただいております。
その様々な場所での事例はお客様のニーズ、撮影機材ご購入の目的から使い方までをインタビュー形式で掲載しております。
つまり、弊社の撮影機材に関心がおありの方には、ご自身の使用目的や環境などに似ている事例を読んでいただくことによって、実際にどのように活用され、そこで購入された目的とともに使い心地や感想といった「現場」での声を聞いていただくことができます。
ニーズの違う数多くのお客様の事例をご紹介し、実際に使用するイメージの助長することができれば幸いです。
事例の他に、「新宿のショールーム」や「撮影機材導入相談会」などお客様と直接お会いしながら、そしてお客様に実際に機材に触れていただき、必要かつ納得のいく撮影機材探しのお手伝いをさせていただきます。
お気軽にお問い合わせください。
現役のカメラマンをはじめ、スタッフ一同お待ちしております!
https://www.light-grafica.com/cases/

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『GRⅡ』

サブカメラを探していて、ずっと悩んでいるカメラRICOHのGRシリーズの最新機種であるGRⅡがついに発表されました。

GRが素晴らしいのは、なんといってもAPS-Cを搭載していること。
コンデジのような大きさでありながら、コンデジに搭載されたセンサーよりデカいので良い写真が撮れる、というわけですね。
実際、APS-CサイズのCMOSセンサーを搭載したカメラのなかでは、世界最小・最軽量だそうです。
ブレやノイズにも強く、暗い場所や夜撮るのにも不安がありません。
まさに最強のスナップシューターですね。

なぜこんなにコンパクトに出来るのかというと、やはり18mm単焦点レンズだからなんでしょうね。
実際、ズーム機能ってあまり使うことがないので、ナイスアイデアです。

7月17日に発売が予定されているGRⅡはスペック的にはGRとさほど変わらず、目立った変更点はWi-Fiとエフェクト機能が「HDR調」「明瞭コントロール」「光沢コントロール」「雅(MIYABI)」「鮮やか」「人物」の6種類が追加されたことぐらい。
期待していたGPSと画素数は変わらないので、ちょっと残念です。

そうなると、次に期待しようかな・・・
発売されるまで、しばらく悩もうと思います。

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40周年記念展

朝日新聞社が創設した写真賞が木村伊兵衛写真賞、創設年が1975年で今年ちょうど40周年を迎えました。
これを記念して、7月18日から川崎市市民ミュージアムにて、「木村伊兵衛写真賞 40周年記念展」が開催されます。
今年の受賞者の一人、独特の世界観を表現する川島小鳥さんの写真が各メディアで取り上げられ、木村伊兵衛写真賞の知名度が若い人まで浸透していますが、この記念展では第1回から今年の第40回までの受賞作品が展示されるそうです。
展示とともに、これまでの受賞者によるトークイベント、またさらにポートフォリオレビューがあります。
トークイベントは第34回受賞者の浅田政志さん、第5回受賞者の落合光昭さん。
そしてポートフォリオレビューにはミュージアム学芸員に加えて、「アサヒカメラ」の編集長、さらにこれまでの受賞者、瀬戸正人さん、長島有里枝さん、鷹野隆大さんがレビュアーとして行われる、なんとも贅沢なイベントが企画されています。
トークイベントは当日整理券が配布され、ポートフォリオレビューの申し込みは7月18日から開始なのでまだ間に合います。
イベントを含めて、たくさんの刺激を受けること請け合いの写真展。ぜひ出かけてみたいですね。
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『木村伊兵衛写真賞』

木村伊兵衛写真賞は、日本写真界の発展に寄与した第一人者、故・木村伊兵衛の功績を記念すべく、1975年に朝日新聞社によって創立された、今年で40周年の由緒ある写真賞。
これまでホンマタカシや蜷川実花、川内倫子、梅佳代ら名立たる写真家達が受賞していて、「写真界の芥川賞」と言われています。

そんな木村伊兵衛写真賞の歴代受賞作品を展示する「木村伊兵衛写真賞 40周年記念展」が、川崎市市民ミュージアムで開催されます。
期間は2015年7月18日(土)から9月23日(水)まで。

展覧会では第1回受賞者で日本を代表する写真家・北井一夫から第40回までの受賞作品が一堂に会するほか、木村伊兵衛自身の作品を展示し、日本の現代写真の40年間の歩みを見ることができます。

また、浅田政志や岩合光昭を招いたトークイベントや、木村伊兵衛写真賞の選考委員、アサヒカメラ編集者、学芸員による写真の講評会など、様々な関連企画の開催が予定されているというので、イベント情報から目が離せませんね。

写真展のほか、デジタルカメラの入門講座や、巨大カメラをつくるワークショップなども行われるので、写真好きはもちろん、一般の方々でも楽しむことができる幅広いイベントになりそうですね。

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海街diary

今年のカンヌ国際映画祭でも話題が絶えなかった、是枝裕和監督の「海街diary」。
原作はマンガ大賞2013受賞の吉田秋生さんのベストセラーコミックで、是枝監督によって映画か決定の時からあらゆる方面で期待の声が上がっていました。
日本で公開され、これからさらに映像、キャスト、ストーリなどについてピックアップされる機会が増えるかもしれませんが、まずその前に目を引くのが、撮影された写真。
撮影監督をも務めた写真家の瀧本幹也さんによって、映画を撮る過程で撮影された写真の美しいこと!
映画にするにあたり、日本の四季を大切に描いてくださいというリクエストが原作者の吉田さんからあったからか、鎌倉を舞台にそこに住む4姉妹の物語がそうさせるのか、是枝監督の「海街diary」は外国人にとって小津安二郎の映画を連想させるようです。
そう聞きながら見る瀧本幹也さんのスチールは、しっとりと美しく、現在でありながらも古き良き日本の美を女優4人の姿とともに捉え、是枝監督とのタッグチームとして、そして写真家のみならず撮影監督としての立ち位置を改めて知らしめるものとなりました。
映画と合わせて写真集が発売、是枝監督の映画を観てから瀧本さんの写真集をみても、写真集をみてから映画を観ても、どちらも相乗効果で味わい深く楽しめそうです。

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空気の入れ替え

暑くなってきた!とおもったら、ジトジト、ジメジメとした梅雨が始まります。
気温と湿度の変化で、なかなか体調を整えるのも難しい日本の季節。
梅雨が終わったら気持ちのいい晴れが続きますが、暑さと湿気、さらには室内のクーラー攻めにも体がついていくのが大変です。
さて人間の体もこの気温と湿度に翻弄されますが、実はカメラなど写真機材も同様です。
カメラの保管庫、ドライボックスなどに収納している以外、日本の家屋の中で頻繁に使わない機材を収納しておくと、いざ取り出した時にうっすらカビがはえていたり、なんてことありませんか?
もちろん理想は保管庫やドライボックスの中に収納するのがいいのですが、なかなかそうはいかない場合、押し入れやケース、カメラバックに締まったままになっているカメラやレンズ。ケアは必要です。
これはカメラ機材のみならず、例えば絵画や巻物なども虫の害やカビを防ぐために「虫干し(むしぼし)」ということをします。晴天の日に絵画や書物などを外に出して日陰に干して風を通す作業です。
昔からあるこの虫干し、ようは収納してあるものをいったん外に出し、風を通して湿気をとることですね。これはまさにカメラ機材にも当てはまること。
いったん収納しているカメラやレンズを外に出すことによって、収納場所自体の空気の入れ替えができます。
今日はカラッとしてるな、という日があれば、ちょっとの間でも機材を外に出して空気の入れ替えをしてみてはいかがでしょうか。ただカメラやレンズなどは精密機械、ホコリやチリなどに気をつけて風を通しましょう!
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世界報道写真展2015

毎年オランダで開かれる「世界報道写真コンテスト」。
世界各地からの応募写真から、大賞を含む入賞作品を展示する「世界報道写真展」が6月に日本で開催されます。現在改修工事のため、通年の会場の東京都写真美術館が休館のため、今年はなんと東京芸術劇場で開催されます。
写真展を観に、劇場に足を運ぶとこと自体新鮮です。
日程は6月27日から8月9日までで、東京芸術劇場のギャラリー1にて開催されます。
報道写真ということもあって、普段私たちの生活では見る機会のないアフリカの自然や、動物、民族の写真から、社会問題を題材としたテーマなど、他の写真展よりも伝える、考えさせられる作品が多いのも特徴です。
今年の「世界報道写真大賞」受賞作はロシアのマッズ・ニッセンさんによる、性的少数者の姿を映した作品です。その他にはポートレートの部、日常生活の部、一般ニュースの部からスポーツの部まで、ジャンルに分けて作品を鑑賞できます。
じっくりと時間をかけてみたい写真展ですね。
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インスタグラムのコンテスト

世界で3億人が利用しているというインスタグラム。
今や、SNSのなかでも最も勢いのあるインスタグラムはアーティストやセレブまで愛され、シンプルなのに情報量と訴求力満載で、すでに単なるSNSの枠を突き抜けている感があります。
さて、そんなインスタグラムがゲッティイメージと共同で、フォトコンテストを実施します。
審査員にはTIME紙の写真撮影担当ディレクターのKira Pollack、広告写真で有名なMalin Fezehaなどなど、こちらだけでもコンテスト規模が伺えます。
上位入選者3名が選ばれ、それぞれに1万ドルが授与され、つまりは合計3万ドルのコンテストとなります。インスタグラムのアカウントをもっている人なら誰でも参加費無料で応募でき、審査方法は公開されている既存の作品の質、撮影スキル、表現力で評価されます。
ゲッティイメージのサイトから、エントリー。
個人情報記入から、フォトグラファーとしてのバックグラウンドや自己紹介記入欄もあります。
応募期間はグリニッジ標準時間、6月4日午後11時59分まで受付です。
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