日本各地フォトフェスティバル

世界各地で有名なフォトフェスティバルがありますが、やはりそう簡単には参加できないものです。
しかし、よくみてみると、先日お話ししたCP+2015のように日本各地にいろいろなフォトフェスティバルが開催されています。
横浜、塩釜、東雲、六甲、市川などなど。

パリフォトのようにギャラリーやコレクター中心に商売の場所では世界の写真マーケットを見るようですが、アルルフォトフェスティバルでは写真撮影をしているセミプロ、アマチュアのフォトフラファーのためのポートフォリオなどが開催され、フェスティバルに自分自身が参加している感があるものまで様々な形態があります。
商業的な面から参加するのか、それともセミナー、ワークショップ、ポートフォリオなどに実際に参加して、自分自身の撮影技術などの向上のために参加するのか、目的にあったフォトフェスティバルを探してみるといいですね。

開催する側も、参加する側も、一括して写真をテーマにフェスティバルがあるため、感化されることは間違いありません。
行ってみたい、行きやすいフォトフェスティバルを探したら、開催する時期に合わせて、ポートフォリオの準備や、お目当てのイベントに向けてモチベーションをあげていくのも参加する甲斐があります。
自分にあった、自分に必要なフォトフェスティバルをさがしてみてください。
撮影機材の専門店ライトグラフィカ

猫写真

最近はまっている「猫写真」は作家の角田光代さんのブログの中の「トト」。
http://kakuta.kadokawa.co.jp

猫好きの著名人がブログやSNS、インスタグラムなどで愛猫の姿を掲載しているのはよく目にし微笑ましいもので、動物好きにはたまらないもの。

さてこの角田さんのブログではほぼ「トト」が中心、ブログの名も「トトほほ日記」というタイトル通り、他のブログのようにその人の日常(食、場所、趣味)の内容や写真ではなく、「トト」の目線、表情、行動が記され、写真が掲載され、それを通して角田さんと猫とのつながりや、角田さんの生活がほんのりと漂う感じで、ついつい前の記事をクリックし続けて見入ってしまいます。

猫の質感、動き、かたち、それぞれが愛情がある視点だからこそ気づくような「猫写真」が数多く見られます。写真だけなのに、本当にその猫の性格が手に取るように分かる感覚も飼い主の視点から継続して写真に収められているからでしょう。

家族写真での被写体のメインはダントツで子どもが対象となるでしょう。
でも子どもの写真となるといくらかわいくてもオンライン上に掲載するのはちょっと、、というかたは多いはず。でも動物の写真ならば、多くの人と共有できるブログやSNSにてお披露目できます。
撮影を目的に写真撮影を続けるというのも、実は上達への近道に。
猫の写真って難しいんですよねえ。だから考えながら撮って動いていると、自然に撮るコツが会得できることも。
撮る側も見る側も楽しいのが猫写真です。
撮影機材の専門店ライトグラフィカ

写真のプレゼント

デジタルカメラ時代になってから、「フィルムを現像する」「プリントを焼き増しする」ということがほとんどなくなりましたね。
旅行やイベントの写真も、友人同士が共有する場合、プリントを渡すのではなく、CDやDVDなどデータ化されたものを渡すというのが主流ではないでしょうか。

しかし現在もある日本の習慣「年賀状」では、家族写真や子どもの写真をのせて新年の挨拶をしています。最近では写真を紙という媒体で手にすることが少ないために、伝統的な年賀状で、写真がプリントしてあることによってかえって新鮮な印象を残します。

デジタルデータをパソコンを介したり、CD、DVDに入力して渡すのではなく、紙に印刷した「写真」をおくられるのは結構嬉しいものです。

以前のように街の写真屋さんでの現像や焼き増しサービスの看板は、あまり見られなくなりましたが、そのかわりにデジタルデータから直接プリントするサービスや無人プリンターなどの設置が多く見られます。
USBなどペンドライブを持っていって、差し込むと、その場で、画像を見ながら枚数を選択してプリントできます。機械によってはプリント前に簡単な構図調整、ズーム、色調整などができるものもあり、さながら自分でプリントしているような感覚です。

あの日楽しかったなあ、いい思い出だなあ、この表情よかったなあなどと、写真におさめたシーンを一手間かけて「写真」としてプリントし家族、友人に渡すのもとっても粋なはからいです。
撮影機材の専門店ライトグラフィカ

大そうじ+整理

家の大掃除と一緒に、カメラと写真機材の大そうじもこの時期にしてはいかがでしょう。
カメラと周辺のアクセサリーを含めた写真機材のメンテナンスは思っていてもなかなか機会がないものですよね。故障などの際にメーカーのサービスセンターの窓口に行けば、一緒にカメラやレンズの無料点検などが受けられますが、そういう機会がなければあえて点検に行くことも遠くなってしまいがち。

大そうじの時期にカメラの点検メンテナンスをする、と決めていれば年に一回はカメラ周りのケアができます。
普段から撮影終了後に、レンズを外す際にエアーブラシなどをつかって、ホコリやチリを落として収納していたとしても、大そうじ時期には、普段お手入れをしない細かな部分まできれいにしましょう。
レンズやレンズ装填部、モニターなど精密部分、繊細な部分は素材に気をつけたクリーニングクロス、ブロアー等を使ってホコリをとります。
ダイヤル部分やホットシュー、ファインダーのアイピース部分もこの機会にホコリをとりましょう。
そうじ道具は上記のカメラ専用のブロアーなどもありますが、デリケートな部分でなければ身近なアイテムで十分です。
便利なのは女性の化粧用ブラシ。肌に直接使う化粧用ブラシはやわらかい素材でできているうえ、大きさにバラエティがあり、カメラ機材の細かな掃除にとても重宝します。
チーク用の大きなものから、アイメイクからリップブラシなどと先細の小さなブラシまであるので、大小ふたつ揃えておくと使い分けができて便利です。
撮影機材をそうじすることによって、何がいくつあるのか、といった機材の整理とはあくまでできます。次第に増えていくカメラ機材、この時期にどうぞお手入れを!
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紅葉の季節

やってきました、この季節。
日を追うごとに深まる紅葉のこの時季、紅葉を楽しむ散策で見ているだけでも満足ですが、やはりカメラを向けたくなります。

代表的な紅葉といえば、もみじの赤、イチョウの黄色などですが、その紅葉した「色」をいかに写真に収めるかというポイントはやはり「光」です。

赤や黄色の色がはっきりと見てとれるのは「順光」で見る位置です。
つまり撮影者が太陽を背にして被写体を撮影する状態ですね。
色がしっかり見える順光のデメリットは、スタジオのライティングと同様、光が正面から均一に当たるためにフラットな印象になってしまうことです。つまり「べたっ」とした感じ。
そのデメリットを補うには、斜めから光が射し、かつ色がくっきり見える位置を探すことです。

またさらにステップを踏むと、今度は「順光」の逆、「逆光」での撮影も紅葉撮影に動きを加えます。「さくら」の撮影にも繋がりますが、植物や花の撮影には「逆光」を利用することによって、躍動感が増してきます。
「逆光」プラス「背景」「ボケ」を組み合わせて、赤や黄色の「色」を強調した構図を考えるとバリエーションも豊かになります。

レンズを変えながら、遠景、マクロなど撮影方法を変えるのもいいですね。
散策と撮影、どちらも楽しめる季節です。
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お正月だからこそ

イルミネーションから門松に代わる時期、一気に街の装いも変わってきます。
お正月準備から、お正月本番、日本伝統的な行事や様子が立て続けの時期ですね。
家族が集まる時期でもあるので、これを機に記念の写真撮影をするにも絶好です。

着物を着る機会があれば、家族とポートレート写真を。
おせちをいただく際には華やかな食卓の写真を一枚。
初詣での賑わいと正月ならではの飾り付けなどをスナップショットで。

家族も友人も集まるこの機会、一年に一度の恒例の家族写真を撮るご家庭もあるでしょうし、カメラを常に持ち歩いて、スナップ写真をたくさんとるご家族も多いでしょう。
あとでゆっくりみんなでみて、またさらに楽しい思い出がふくらみます。構えずに気楽にたくさんの写真を撮って残したいものです。
写真もビデオも一緒にお正月気分を写しましょう!
よいお年を!

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ネイル撮影

ネイルをしていない爪を素爪(スズメ!)というそうですが、確かに最近の女子のネイル確率は随分高く、「ネイルアート」という言葉のように単なる爪のお手入れだけにとどまらず、アクセサリー感覚で色、デザインを変えながら楽しめる装飾品のような感覚になってきましたね。

さて、時間も費用も欠けたネイル、記念用にもSMSやブログ用にもネイルを撮影する機会も増えますが、キレイなネイルをキレイに撮影したいものです。
ネイル撮影にはベーシックなふたつのポイントがあります。

まず、ネイルのつやつやとした質感を大切に、照明は自然光またはディフューザーなどで調整した適切な量の照明で撮影しましょう。
適切な量とは、つまりつやのあるネイルに光が反射したり、白飛びなどしない照明です。
カメラ本体についているネイルに対して真正面からあてられる内蔵フラッシュはNGです。
照明機材とネイルとの距離を変えながら撮影していくと、どの距離が適切かみえてきます。
「反射」を避けるといっても、適度なネイル上に写り込む反射はつやを強調する演出ができます。たとえば、iPhoneの広告で、本体のロゴ(アップル部分)が半分光によって反射しているようになっていますね、つややかで高級感も演出できる、あの感じです。

さてつぎに、キレイなネイルを演出する「手、指」の仕草です。
スタンダードで、手をまっすぐ差し出したポーズもありますが、指の関節を曲げたほうが、つまり何かをつかんだ状態のほうが、関節部分の皺が見えないためにきれいともいわれます。
その場合、何も持たずに指の関節を曲げると「グー」の形になってあまりエレガントではないですよね。そこでよく用いられるのが香水などのキレイなボトルを持つポーズ。持った状態でネイルを正面にすると自然に格好が決まります。香水ボトルでなくてもネイル(ネイルの瓶)そのものを持ってもいいですね。爪のネイルと同系色のネイルボトルだと色もまとまりやすいです。

ネイル撮影はちょっと気を遣うだけで「キレイ度」がアップします。
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素爪(スズメ)

前回お話ししたネイル撮影。
素爪(スズメ)とは、メイルをしていない爪のことですが、女性に人気の「ネイル」「ネイルアード」に対して、男性に人気なのはその反対の「素爪」だそうです。

その理由とは、「派手すぎる」「家事ができなそう」などといった感じで、男女の心理のギャップが現れているようですね。
男性好みは王道な「ナチュラル派」ということで、「ネイル派」の増加と反比例し「素爪派」人気が高まっているとのこと。

さて、ナチュラルな素爪撮影をする場合、ネイル撮影との違いは?
大きな点はカラフルな色遣いのネイル撮影と違って、素爪はまさに手と爪の自然な色を写すことが大切です。つまり色のインパクトがない分、しっかりとしたホワイトバランスの設定が必要です。

照明もネイル撮影以上にディフュザーを使ったやわらかい光があっています。
撮影後のポストプロダクションにて、コントラストを少し押さえることによってやわらかい感じもでます。

ネイルと違って、素爪は「自然」「すこやか」だからこそ「美しい」というイメージを大切にしているので、華美なところはなく、手と指の仕草もネイル撮影ではできないような、「食材」「こども」「和装」などの組み合わせを選ぶと、ナチュラルさが際立つではないでしょうか。

「爪」ひとつとっても、「装い」が変われば、見せ方も撮影の仕方も変わってきます。
試行の甲斐があります。

さてちなみに、規模は分かりませんが、「綺麗な素爪コンテスト」なる写真コンテストもあるようですよ。面白いですね。
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地元コンテスト

写真撮影会、評論会、SNSでの写真投稿、ブログでの写真掲載等々。
公の場で写真を見せる、見せ合うことによって写真技術の向上があることは前にもお話ししました。
人に見せて、感想を聞くことによってモチベーションが上がるというメリットも大いにあります。
やはり写真撮影は「楽しく」撮影することが「うまく」なることへの大きな要因です。

スマートフォンが台頭し、SNSが日常的になった今では、インターネット経由で撮影した写真をその場でネット上に揚げるというのが一般的でしょうが、「写真の腕を上げる」目的として公に発表する手段がまだあります。
それがコンテスト。以前にもコンテストについて触れたことがありますが、今回は身近なコンテストです。
写真コンテストって結構あるんですよね。東京はその人口に比例してちょっとしたイベントを兼ねた写真コンテストは多数あります。しかし今日お話ししたいのは「地元コンテスト」。
前述した通り、写真コンテストは注目度を増す目的にも多く使われるコンテストのひとつです。
そのためイベントの企画でも揚げられやすいのですが、もうひとつ、地方都市のいわゆる「町興し」的な役割としてもよくあります。

例えば、今や世界遺産となった富士山。ふたつの件をまたぐ富士山には、静岡県でも山梨県でも富士山をテーマとした写真コンテストは結構あります。誰もが知っているテーマばかりではなく、地元の〇〇秋祭りをテーマとした写真コンテスト、それぞれ都道府県の季節をテーマとしたものなど多彩です。
もしも自分自身の出身先のコンテストがあれば、自分の生まれ故郷への思い入れも違うでしょうし、旅行先としていく場所行った場所がコンテストを応募していれば、旅行を兼ねた写真撮影にも熱が入りそうです。
地元ならではのテーマ、「地元写真コンテスト」という場でも写真発表もおもしろみがありますよ。
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年賀状のように

年賀状準備、まっただ中の時期ですね。
オンラインでも巷でも年賀状印刷についての広告をよく目にします。

年賀状と言えば、干支や縁起物をモチーフにデザインされたものが多く、そして子どもの誕生や結婚後などには写真を印刷した年賀状も人気のひとつでしょう。

さて、年賀状とは少し離れますが、先日絵画の個展を終えた知人からお礼状が届きました。
個展では開催前の招待状と、開催後に個展を見に来た人に対してのお礼状をだすのが習わしのようで、しばしばいただくことがあります。
お礼状は葉書に文章のみの挨拶が一般的ですが、今回のお礼状は個展の会場の展示風景の写真が印刷されており、とても印象的なものでした。

日常生活の中、年賀状のように写真を印刷して手紙(葉書)を出すことはあまりありませんが、あまりないからこそ受取手には普段よりも一歩特別な意味合いがあり、印象にも残ります。
家族や友人とのイベント事、趣味の披露、旅行先の一枚など、写真を載せてのご挨拶を年賀状のように郵送するのも時には乙ですね。
emailが普通のこのご時世だからこそ、写真が印刷されたご挨拶って、いいものですね。
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