『LEDの色と虫の関係』

デング熱にかわって、今度はジカ熱が話題ですが、日本は冬なのでまだまだ対岸の火
事。
とはいえ、これから暖かくなるにつれ、注意は必要です。

明かりに寄ってくる夏の虫たち、うっとうしいですよね。
どういう明かりに虫は集まるのでしょうか。

実は電球の種類によって、寄せ付ける虫の数が違ってくるということが判明していま
す。
最も多くの数の虫を寄せつけるのが白熱電球の明かり。
そして一番虫を寄せつけないのは、暖色系のLED電球だそうです。

ノースカロライナ大学の学生の行なった調査実験は、ひと夏のあいだ、電球の種類を
毎晩変え、虫取りをセットしてどれくらい虫が捕まるか観察するというもの。

調査では、電球が月の明かりとかぶらないように注意を払いつつ、天気予報も厳密に
チェックして天気の影響を最小限に抑えました。
結果、ひと夏で電球に引き寄せられて虫取りに捕まった虫の合計は8,887匹。

分析すると、白熱電球が1番虫を引き寄せていて、2番目は電球型蛍光ランプ。
3番目は青系の色を発するLED、4番目は標準の虫よけ用電球。
そして1番虫が寄らなかったのは、暖色系のLEDだったそうです。

虫よけ電球よりも虫が寄ってこないとは、LEDは流石と言えますが、虫よけ電球の立
場が無いですね。

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『宇宙ゴミ』

1957年、旧ソ連が世界初の人工衛星、スプートニク1号を打ち上げました。
それ以来、今日にいたるまで、打ち上げられた人工衛星は、7,000個を超えているそうです。
もちろんその中には地上に回収されたものや、高度が下がって落下したものもありますが、いま現在、周回中の衛星は約3,500個以上もあるそうです。

そのおかげで、GPS等の恩恵を受けることが出来ているわけですが、その反面、「宇宙ゴミ」というものの存在がかなり問題視されているのです。

宇宙ゴミとは、役目を終えて動かなくなった人工衛星や、剥がれ落ちたロケットの塗装や破片などのことです。
今も地球の軌道上には、想像以上にたくさんの宇宙ゴミが周回しています。

その多さがよくわかるCG動画が公開されています。
1958年から2015年、どれくらい増えたのか一目瞭然です。

https://www.youtube.com/watch?v=wPXCk85wMSQ

最初はほんの少しだった宇宙ゴミが、その数は急速に増え、ついには地球を完全に覆うほどに。

宇宙ゴミは、秒速8キロメートルもの速さで地球の軌道を回っていて、チリ程度のものから数メートルもある人工衛星まで様々で、JAXA(宇宙航空研究開発機構)によると、高度や進む方向がわかっているものが9000個、10cm以上のものが約20,000個、10cm未満1cm以上のものは約50万個もあるそうです。

何とまだ宇宙ゴミを回収する技術は確立されていません。
散らかしっぱなしというわけです。

近年では、ゴミを出さないようにロケットを設計したり、使い終わった人工衛星などは大気圏突入させて燃やしてしまうか、より高い場所に移動させて、新しい人工衛星の為に場所をあけるなどしているそうですが、根本的な問題解決にはなりません。
こうなったら掃除機人工衛星を開発しなければなりませんね。

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「孤独な家々」

日本語に訳すと「孤独な家々」となりますが、そのタイトルとは裏腹な非常にポップで見飽きない写真シリーズを制作しているアーティストがエマヌエル・ピタ。
オリジナルタイトルは「Lonely Houses」。一枚一枚の写真には大空のもと一軒の家のみが撮影されています。そう表現してしまうとうらびれた寂しい風景写真と思ってしまうかもしれませんが、まるで絵本を広げた中にあるような、洒落た作り、ポップな色合い、オリジナリティー豊かな一軒家が静かにそれでいて密かな主張をしながら佇んでいるのです。
ポルトガル・リスボン在住のエマヌエル・ピタは、ある日イチゴのような家を目にして惹きつけられて家の写真をiphoneで撮影したのが始まりだそうです。Photoshopを使い画像をきれいにし、色彩やコントラストの調整をして、今ではマミヤ7やNikonD600へと使用機材を変えたりしても、携帯電話で撮影するという彼の原点へのこだわりは、このシリーズが生まれたのがInstagramからだからそうです。
現在20万7千人のフォロワーは、「Lonely Houses」のシリーズを通してここまで知れ渡ったのです。
ほんの少しドイツの写真家ロレッタ・ラックスを彷彿するような軽やかさと、不思議な世界を持つエマヌエル・ピタの世界。
いやあ、どの家(写真)を見ても、見飽きることが全くありません。

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『蚊を退治するLED街灯』

蚊を撃退して、デング熱と戦う「太陽光発電式LED街灯」がマレーシアで実現しまし
た。
郊外のコンビニに、バチッと言って虫を殺す電灯が設置されていることがあります
が、まさにこれはその強化版です。

太陽光発電と風力発電で動作する街灯で、マラヤ大学のChong Wen Tong教授率いる研
究チームが開発した街灯は、ソーラー発電と風力発電で動作する、

日本でも一時流行したデング熱。
熱帯地帯のマレーシアでは、2015年には200人もの人がデング熱によって亡くなって
いるそうです。
そして、デング熱を媒介するのが「蚊」ですよね。
そのため、この蚊を退治するLED街灯に期待が集まっています。

この街灯は、UV(紫外線)と二酸化チタンの触媒によって、二酸化炭素を発生させま
す。
蚊は、二酸化炭素を生き物の呼吸と思い込み、血を吸おうとまんまとおびき寄せられ
ます。
寄ってきたところをファンで集めて撃退できるというわけです。

暗い夜道を明るく照らしながら、うっとおしい蚊を退治できれば一石二鳥です。
さらにはデング熱の拡散防止にも効果があるとなれば、一石三鳥。
今問題となっているジカ熱防止にも効果があるかもしれないとのこと。
ジカ熱も蚊が媒体ですからね。
じつに強力なLED街灯です。

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『LED電球スピーカー』

当店の撮影機材としても貢献しているLED照明。
そのLED照明の進撃が止まりません。
ソニーから、この度LED電球とスピーカーを一体にしたBluetoothスピーカー「LSPX-100E26J」が発売されました。

家庭内で使われるデスクライトやダウンライトなどの照明器具にそのまま装着し、スマートフォンなどから楽曲をワイヤレスで再生することが可能で、配線も不要なんだそうです。

電球の口径は一般的なE26口金に対応していて、外径61mm×全長116mmというサイズで、重量も205グラムと軽量な上、見た目はLED電球そのもので、まったく違和感なく生活に溶け込むデザインになっています。
なんといっても電球を取り替えるだけで、照明が音楽再生機器になる手軽さが良いですね。

ソニーいわく、「AV製品を住空間に溶け込ませ、いかに“生活必需品化”を実現するか、を考えたプロダクト。ないと生活できないものの筆頭である照明器具にワイヤレスオーディオ機能を組み込み、家の中のどこにでも置けるようにした」とのこと。

ちなみに、このLED電球の寿命については他社の製品と同レベルを目指したそうで、気になる消費電力は、LED照明と楽曲再生を同時に利用したときで約9ワットだそうです。

価格は2万5千円程度で販売されています。
LED電球としてはなかなかいい値段ですが、天井から音が降ってくるという、これまでとは違う体験に支払う対価としてはリーズナブルなのでは。

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『エクアドルの歩く木』

ドラえもんなどマンガの世界ではよく見るかもしれませんが、実際にはありえない。
そんなものが南米エクアドルにあるそうです。
それは「歩く木」です。

「ソクラテア・エクソリザ」と呼ばれる樹木がそれ。
まるで地面に立っているかのような、タコの足みたいな、その根っこ。

https://www.youtube.com/watch?v=CsluhSBGFF0

これが季節ごとの太陽の位置に合わせて常に動き続けるそうです。
地元のツアーガイドによれば、日に2~3cm、年間だと20mも移動するとのこと。

新しく硬い土に向かって伸びた根が、時間をかけてそこに定着すると、今度は幹の部分がそちらに向けて徐々に曲がりだし、古い根をゆっくりと引っこ抜く。
こうして、良好な日光を求めてゆっくりと”歩く”のだそうです。

何だか少しこわいけれどロマンのある話ですね。
しかし、残念ながらほとんどの科学者がこの「説」を否定しています。

2012年のライブ・サイエンスには、「この木は確かに存在するが、歩きはしない。風(あるいは斧)の力がない限りは動かない」という記事が掲載されています。
コスタリカの生物学者で、この樹の研究の権威であるヘラルド・アヴァロス氏によって、「木は歩かない」と結論付けられてしまいました。
2005年に実施した大規模な調査結果から導き出した答えです。

アヴァロス氏は「ツアーガイドが熱帯雨林の観光客を楽しませるために思いついた作り話では」とコメント。
でもその樹の「立ち姿」は、ホントに歩き出しそうな雰囲気。
信じるか信じないかは自由です。

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『ダイソン』

ダイソンといえば、掃除機。
羽根のない扇風機も話題を呼びましたが、あれってダイソンなんだ、というぐらいにダイソンといえば掃除機。というイメージです。
でも、まだあるんです。

ダイソンの創業者であるサー・ジェームズ・ダイソンの長男ジェイク・ダイソンは、独自にLEDライトの研究開発&製造を行なっていて、今までに見たことのないような新しい照明を日々開発しています。
彼の会社がダイソンの傘下に入ったため、今後ダイソンからはLED照明も発売されることに。

たとえば、CSYS(シーシス)というデスクライト。
LEDから熱を逃がすヒートパイプテクノロジーを採用しているので、使用時LEDチップ内は55°Cに保たれ、LEDの質や効率性を損なうことなく、37年間使用することができるという、今までになかった画期的なものになっています。

彼はデスクライトだけでなく、Ariel(アリエル)というペンダントライトも開発中。
このペンダントライトは、200個のLEDを10セントコインサイズにまとめたユニットと拡散レンズとを組み合わせ、8人用のワーキングデスクをまるごと照らせるほど、広範囲を明るく照射。

そうすると、普通ならLEDといえどそれなりの熱を発してしまうのですが、ダイソンはそれを冷やす技術を産み出したのです。
発熱を抑えることができればLEDはさらなる長寿命化が可能です。

まさに一生物の照明。
冷やすための装置がゴツいのがやや気になりますが、、、
掃除機、扇風機に続き、LEDライトでも革命を巻き起こすか、今後のムーブメントに注目です。

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『宇宙で使われているカメラ』

世界でも評価の高い日本の二大カメラメーカー、ニコンとキヤノン。
日本人だけでなく、アジアからヨーロッパ、アメリカまで世界中で多くの人に愛され
使われています。
さらに世界を超えて宇宙では、どの国のどのメーカーのものが使われているのか?気
になって調べてみました。

まず、初の月面撮影に使用されたカメラのブランドは、スウェーデンのカメラメー
カー「ハッセルブラッド」でした。
1969年、人類で初めて月面に降り立った、アポロ11号のアームストロング船長が主に
撮影したみたいです。
しかも現在でも13台のハッセルブラッドが月に置きっぱなしだとか。
大型カメラ全盛の時代に、世界で初めて携帯に便利なレンズ交換型6×6cm判一眼レフ
を発表したことでも有名ですが、当時のハッセルブラッドは丈夫で壊れにくく、最も
信頼できるカメラでした。

そして日本が高度経済成長を遂げた1980年、ついにニコンカメラがNASAに納入され、
スペースシャトルに取り付けられました。
現在では、いろいろなメーカーのものが使われているようですが、特にニコンのレン
ズは信頼性が高いようです。

また、ニコンはカメラだけでなく、宇宙関連製品として、衛星センサー用光学系や天
体観測機器などの実績もあり、宇宙空間の観測・測定に挑戦するプロジェクトをサ
ポートしています。

世界だけでなく宇宙でまで第一線にいるところが、さすがニコンって感じですね。
宇宙環境以外でも南極観測の公式観測用機材として、ニコンの機材が採用されていま
す。
日本のカメラの高度な技術が、様々な場所で生かされているんですね。

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『カラーリング』

洋服や持ち物、家にあるインテリアや家電は白と黒が多い僕。
でも当然ながら、街にはいろんな色が溢れています。

特に子どもなんかはカラフルな服を着た子が多いし、街の看板はこれでもかと言わん
ばかりに目立とうと必死な配色ですね。
風景なんかはカラフルな方が楽しいと思いますが、カラフルだからといって美しいか
どうかは別の話。

「シンプルイズベスト」(=シンプルな状態が一番いい)という言葉があるように、
無印良品やアップルなどデザインの優れているブランドは無駄を省き、それが一般に
受け入れられています。

しかし、そんなシンプルなデザインに反抗するかのように、いろんなものをカラーリ
ングしてしまうサービス「ColorWare」が海外で流行っているみたいです。

このサービスは、自分の私物を「ColorWare」へ送り、カラーリングをしてくれる、
といったような流れで利用できます。
また、手持ちのアイテムをカラーリングしてくれるだけでなく、指定した製品の新品
をカラーリングされた状態で購入するサービスもあります。

この「ColorWare」はいろいろなものをカラフルに塗りまくっているのですが、先日
ライカも塗っていまったということで話題になっていました。
せっかくの高級カメラがチープな印象になってしまい、僕的には残念な感じがしまし
たが・・・。
「ColorWare」はまだ日本には上陸していませんが、Apple製品などを自分の色にした
い、なんていう個性派の方にはウケそうですが、センスが問われますよね・・・。

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『監視カメラ』

新宿区は、平成27年度から29年度までの3年間で、新宿内にある区立小学校(全29
校)の通学路に監視カメラを設置することを発表しました。
1校につき5台程度の監視カメラを設置していく予定だそうです。
物騒な世の中を象徴していますね・・・。

周辺住民のプライバシーへの配慮として、撮影対象の限定、記録装置の施錠管理、画
像保存期間の厳守、モニターの不設置、外部提供は警察からの請求に限定などの運用
方針も示しており、近隣小学生にとってより安全な地域社会になるよう、区をあげて
取り組むそうです。
地域の眼ではなく、監視カメラが子どもたちを守る・・・もはや、そんな時代なんで
すねぇ。

そういえば、監視カメラって、いつの時代からあるんでしょう?
僕が小学生の頃には近くの本屋や人通りの少ない地下道なんかには普通にありまし
た。
調べてみると、監視カメラは 1960年代に白黒の撮像管を使用した工業用のカメラか
ら始まったそうです。
その後、カメラの高性能化とともに、小型化へと歩み始め、防犯対策に各業界に導入
され、現在に至っています。
1960年代ってことは、モノクロTV放送が開始される前にすでに実用化されていたとい
うことですね。

今ではいろいろな監視カメラが販売されていますが、長い歴史があって、この技術が
進化してきているのですね。

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