大事な題字

出演者の発表と共に期待が高まってきている2021年の大河ドラマ「青天を衝け」のタイトル字を手がけたのが杉本博司氏だという発表がありました。
杉本氏といえば即座に写真家、と思ってしまいますが、現代美術家という肩書きが一般なんですね。
ジオラマシリーズの「劇場」を初めて見た時には度肝を抜かれましたが、今回の題字担当としてのコメントにもあるようにもともと現代美術として写真表現されてきたんですね。建築にも造詣が深く現在では「小田原文化財団 江之浦測候所」の人気も各方面から取り上げられています。
題字を見てびっくり、飛び上がっていきそうな動きのある筆致で、書家のよう。
杉本氏の写真作品には禅僧のような作品もあれば、数学者や科学者のような視覚的な作品もあり、そして現代美術かと言っても古典にも明るい。
そこに書家のような題字さえも手がけられる多彩さは、どの方面に繋がっていくのかわかりません。
大河の題字といえば、同音語なので冗談のようですが実際に「大事」なもの。だからこそ毎回書家を含め多くの文化人が候補になるでしょう、そして今回は現代美術家、そして写真家の杉本氏の題字。
さて、タイトルの「青天を衝け」は新しい一万円札の顔「渋沢栄一」が主役。
江戸時代が明けて明治になる激動の時代。制作総括者が題字について「豪快でいて軽やか。力強く歩み続ける渋沢栄一の人生の象徴するかのようです」とコメントしています。
大河ドラマの第60作目ということもあって、力が入っているこの作品、楽しみですね。
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ライカのモノクロ撮影専用カメラ

ライカのモノクロ撮影専用カメラ
ライカからモノクローム撮影専用カメラ「ライカQ2モノクローム」が11月19日から発売開始さ
れました。
ライカの公式サイト「ライカQ2モノクローム」の専用ページに概要や詳細と共に、美しいカメ
ラ本体と、そして撮影画像があり、さらに先行予約も受け付けていました。
さて、まずはその本体の美しさにうっとりです。マットなブラック、刻印された文字とデザイ
ンの美しさ、文字や数字はグレートホワイトで統一され高級感たっぷり。
さらにライカの目印ともいえる「Leica」の赤いロゴがありません。それもモノクローム専用カ
メラとしてのこだわりでしょう。
どの角度からも、どの細部もため息が出るような美しさ。
レンズはf1.7/28mm、最短撮影距離17cmのマクロ撮影も可能、有効4730万画素の35mmフルサ
イズセンサー、最高ISO感度100000相当可能。
とにかく手にとって、触って、撮影を試してみたいカメラですよね。
もちろんお値段も想像通りため息が出ます。
フルプライス、税込み814,000円。
モノクローム専用のカメラをライカが発信することにより、物事の輪廻のようにモノクローム
のムーブメントが起こるかもしれません。

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圧巻カレンダーの撮影者は

圧巻カレンダーの撮影者は
あっという間にもう11月の中旬です。
来年のカレンダーや手帳の準備の季節ですが、大きな話題にあたりました。
女優の宮崎美子さんのカレンダーがメガヒットだという話題です。
なるほど、だから最近宮崎さんの名前をよく見かけたんだなあと納得です。
さて、デビュー40周年を迎える宮崎さんが、40周年にして初めてのカレンダー発売ということ
です。
つまり人生初のカレンダー撮影だったとのこと。
リンク先の宮崎さんのYouTubeチャンネルでは撮影時のバックステージ風景もアップされてい
ます。
そのカレンダーの内容はフォトブックと共に販売、好評につき全5種類のポストカードのうちラ
ンダムで一枚封入という特典も付いています。さて、撮影者は篠山紀信氏。
宮崎さんのデビューは昭和55年の週刊朝日「篠山紀信があなたを撮ります・キャンパスの春」
の応募がきっかけ。
それゆえ、もちろんデビュー40周年の初めてのカレンダー撮影、それに加えて週刊誌の水着撮
影ももちろん篠山紀信氏撮影となったとのことです。
現在もweb上のカレンダーランキンでは上位で、深田恭子さんと順位の拮抗状態だったそうで
す。
カレンダーの表紙を見ると頷けます。わあ、きれい!
ノースリーブのワンピース姿の宮崎さん、そのワンピースのスカートを広げている姿を逆光か
ら撮影し、宮崎さん体の線と透けたスカートの生地がふんわりと柔らかくなびいています。
ふーむ、すごい。
もちろん宮崎さんが美しいのですが、そこに篠山マジックが加わり、無敵。
またここに篠山紀信ストーリーが加わりました。

ライカのモノクロ撮影専用カメラ

ライカからモノクローム撮影専用カメラ「ライカQ2モノクローム」が11月19日から発売開始されました。
ライカの公式サイト「ライカQ2モノクローム」の専用ページに概要や詳細と共に、美しいカメラ本体と、そして撮影画像があり、さらに先行予約も受け付けていました。
さて、まずはその本体の美しさにうっとりです。マットなブラック、刻印された文字とデザインの美しさ、文字や数字はグレートホワイトで統一され高級感たっぷり。
さらにライカの目印ともいえる「Leica」の赤いロゴがありません。それもモノクローム専用カメラとしてのこだわりでしょう。
どの角度からも、どの細部もため息が出るような美しさ。
レンズはf1.7/28mm、最短撮影距離17cmのマクロ撮影も可能、有効4730万画素の35mmフルサイズセンサー、最高ISO感度100000相当可能。
とにかく手にとって、触って、撮影を試してみたいカメラですよね。
もちろんお値段も想像通りため息が出ます。
フルプライス、税込み814,000円。
モノクローム専用のカメラをライカが発信することにより、物事の輪廻のようにモノクロームのムーブメントが起こるかもしれません。
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初の大規模個展

初の大規模個展
本城直季さんの初めての大規模個展が千葉県の市原湖畔美術館にて開催されます。
本城さんといえば大型カメラのアオリを活かした手法でジオラマのように撮影した作品
が印象的で、2006年の第32回木村伊兵衛写真賞を受賞した「small planet」は衝撃的な
新しい視点と写真の面白さを提示してくれました。
「small planet」シリーズはもちろん、東日本大震災発生から三ヶ月後に撮り下ろした
「tohoku 311」や住宅街の路地裏を長時間露光で撮影した「LIGHT HOUSE」、初公開
になるというアフリカのサバンナを撮影した「kenya」シリーズなど約150点の作品を
鑑賞できます。
この個展にあたって、開催地の市原湖畔美術館がある市原市を撮影した作品も公開さ
れ、本城直季作品をまるごと楽しめそうです。
企画されているイベントはどちらも好評で既に申し込みを終えていますが、初日の11
月7日には現在蒸留家として活躍している江口宏志さんをゲストに迎えての記念トーク
ショーや本城さんの大判カメラで撮影する作品の中に入り込む、という「本城直季の写
真に写る日」という興味そそられるワークショップなど開催されます。
それぞれの展覧会で個性がでる関連イベントは楽しみですが、今回の個展でも面白そう
です。
本城直季さんの大規模個展「(un)real utopia」は11月7日から2021年1月24日までです。

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