『EcoQube C』

昔、熱帯魚ブームってありましたよね。
ウチでも飼っていたことがありましたが、水をこまめに交換しないとすぐ藻が生えて汚くなっちゃうんですよね。

「EcoQube C」はLEDライトと、エコな発想で出来た水槽です。

https://www.youtube.com/watch?t=2&v=viLYuRb0-Os

これは、植物を利用して水質を維持するので、一度設置したら、ほぼ永久に水の交換が不要なんだそうです。
水槽の水面上にスポンジが浮いていて、そこに植物が植えられている。
スポンジに吸収された魚のフンやエサの残りなどがスポンジ内蔵の微生物に分解され、植物の栄養となる、という仕組みです。さらにその植物が元気に生きれるようLEDを上から照らして植物を育てるという。
つまり、自然の仕組みと同じだというわけです。
結果、水を交換する必要がなくなるんですね。

ちなみに、、金魚など大食いで排泄物が多すぎる魚はあまりよくないらしく、ベタやグッピーが推奨されています。植物による洗浄能力にも限界があるってことなんですね・・・。

水槽のサイズはで約20cmの正方形で、水は約6リットル入ります。
デスクトップに置けるコンパクトサイズっていうのも嬉しいですね。

撮影機材・LED照明の専門店

『Light L16』

スタートアップカメラメーカーの企業 Light が、興味深いカメラを発表しました。
16個ものレンズを持つコンパクトカメラ、「Light L16」です。
ポケットサイズながら、デジタル一眼レフカメラ並みの高画質を得ることを目指したカメラとのこと。

https://www.youtube.com/watch?v=cW3rx7jiX8E

なんじゃこりゃ~。
顕微鏡で見た細胞のような見た目で、今までに見たことのないカメラです。
気持ち悪いけどカッコいい。

なんたって、レンズは全部で16個もあるんですから。
もちろん、むやみやたらに16個ついているのではなく、焦点距離が35mmと70mmのレンズが5つずつ、150mmを6つ搭載したカメラなんです。

シャッターを切ると、全16個のうち10個のレンズが同時に撮影を行ない、それぞれ異なる焦点距離の画像を合成し、最大で5200万画素の解像度の写真を作ってくれます。
また、複数レンズでの撮影のため、複数のピントが存在します。ということは、撮影後にピントを合わせられるんですね。これは便利。
おまけに、4Kでの動画撮影もできるそうです。

もちろん、レンズを16個も搭載するのですから、価格もそんなに安くないんですね。
一般発売での価格は1699ドル(およそ20万円)を予定していて、現在 Light のサイトでは予約を受付中。
出荷は2016年の夏頃の予定だそうです。
これによってカメラ革命が起こるんでしょうか。

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『パン』

過ごしやすい日がつづいていますね。すっかり季節は秋です。
秋といえば、食欲の秋。

https://www.youtube.com/watch?t=70&v=sh-u1M3gqZk

これは、ひたすらパンが焼き上がる様子を写している動画です。
見ているだけでよだれが垂れてきます。
まるでパンが生きてるみたいな迫力の撮影ですね。

ところでパンの本場フランスのパリでは、4年に一度、パンのワールドカップが開催されています。
「マスター・ドゥ・ラ・ブランジェリー」という大会で、味や見た目はもちろんのこと、作業の正確さやスピード、更には衛生面まで厳しく見られ評価されるらしいです。
各部門の優勝者には「マスターベイカー」の称号が与えられます。
パンといえば欧米というイメージがありますが、この大会の2014年で優勝したのは、なんと日本人。
しかもあの有名な「神戸屋レストラン」のパン職人だというではありませんか。
自分が受賞したわけではありませんが、なんだか嬉しいですね。

撮影機材・LED照明の専門店

『新型iMac』

アップルから新型iMacが発表されていますね。
画面の解像度は現行モデルと同じ5120×2880であるものの、色域が「DCI-P3」と呼ばれる標準規格へと拡大されました。
このRetinaディスプレイは、一段と広くなった新しい色域を持ちます。
これまでよりも25パーセント多い色を再現できるそうで、表せなかった色域も表せるようになり、RAW画像の現像などに力を発揮するディスプレイに進化を遂げているようです。
写真や動画をメインに使用しているmacユーザーにとっては嬉しい変化ですね。

これはRetinaディスプレイに使うLEDを、標準的な白色LEDから赤・緑色のLEDへと切り替えることで、赤、緑、青の3色すべてがより均等に表現されるとのこと。
写真やビデオはこれまで以上に現実の世界に近いものになるだろう、とアップル社もアピールしていて、ディスプレイの変化には自信を持っているようですね。
また、キーボード、トラックパッド、マウスもさらっと新デザインになっています。

画質が良くなるのは嬉しいのですが、価格もそれ相応になっているところが痛いんですよね。。。

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THE TOKYO ART BOOK FAIR 2015

今年も始まります、THE TOKYO ART BOOK FAIR 2015。
2009年に始まった、アート出版に特化した日本で初めてのブックフェア。
出版界の厳しさは年々増していくと常に耳にすることですが、写真をモニターで見るのとプリントして手に取るという違いと同じように、紙媒体好きは健在です。
実際に、このブックフェアでも国内外の出版社、ギャラリー、アーティストら約300組が出店をして、3日間の日程で1万人以上の来場を記録しています。
アートブック、ドローイング、写真などなど、世界中に美しくて素敵な、摩訶不思議な本がたくさんあるんだということを気づかせてくれる、そんなブックフェアです。
今年の開催期日は9月19日から21日。会場は外苑前の京都造形芸術大学・東北芸術工科大学外苑キャンパスです。
イベントも盛りだくさん。
例えば、9月19日の17時からのオープニングトークでは「ZINES OF OUR TIMES – アートブックから始めるアート」と題し、「here and there」の林央子氏、アーティストそしてTOKYO ART BOOK FAIRマネージャーでもあるミヤギフトシ、そしてアートブック好きにはたまらない、Nieves代表のベンジャミン・ソマホルダー、このお三人でのオープニングトーク。これだけでも行く価値があります。
触発されること間違いなしのこのブックフェア、3日間だけれど、ぜひ計画を立てて行ってみたいアートブックフェアです。

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カメラ女子招集

先日、町おこし的なイベントでインスタグラムを利用している海外のお話をしましたが、今日は香川県での話題をひとつ。
香川県観光協会が、来年の瀬戸内国際芸術祭に向けて、女性旅行者の呼び込みPRの一環として、カメラ女子を香川県の観光スポットに3泊4日で招待するということです。
国内最大のカメラ女子サークル「東京カメラガールズ」のメンバー約50人を県に招待し、観光スポットに案内、その際に撮影した写真をSNSなどで発信し、女性の目線から、そして彼女たちが撮影した写真をSNSで発信することによって不特定多数に県の魅力を伝えられるという、いわばプロジェクトですね。
さらにカメラ女子たちによって撮影された写真は、自治体がPR素材として使えるようにしたり、写真展を開催したりなど、写真の特性を最大限に活かした素晴らしいアイデアの観光アピール+プロジェクトですよね。
参加者は風光明媚の観光スポットへの3泊4日への撮影旅行を享受し、ホスト側の香川県は、女性向けのPRを、女性が撮影した写真とともに宣伝ができるという、一石二鳥、まさに両得の試み。
こんなプロジェクトなら、参加したいですし、主催者側としても斬新な県としての注目度と、SNSによるPR拡散が期待できそうです。

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『LEDでデジタルアート展』

「チームラボ」が企画したデジタルアート展が、東京都銀座のポーラミュージアムアネックスで開かれています。

「チームラボ」はプログラマ、エンジニア、CGアニメーター、絵師、数学者、建築家、ウェブデザイナー、グラフィックデザイナー、編集者など、デジタル社会の様々な分野のスペシャリストから構成されている「ウルトラテクノロジスト集団」で、アート・サイエンス・テクノロジー・クリエイティビティの境界を曖昧にしながら活動しています。

今回の展示内容は、チームラボが独自に開発した「インタラクティブ4Dビジョン」を用いた、新作インスタレーション作品「クリスタル ユニバース」。
LEDによる無数の光を空間に「粒子」として配置し、 宇宙空間における光の動きを表現したという。

作品にはスマートフォンからアクセス可能で、 スマホ上で「星」を選んで、作品に向けてシュッとスワイプすると「宇宙が創られる」というインタラクティブな仕掛け。
約7万個のLEDが自分や他人の操作でダイナミックに変化する、不思議な宇宙空間が楽しめます。
入場無料で、撮影OK。今月27日まで開催されています。

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町の活性にもSNS

イタリアのフィレンツェをテーマに、こんなコンテストが行われています。
「夏のフローレンス2015」と題し、イタリア内で写真家の登竜門と言われ写真ギャラリーを有している写真科の専門学校と、ライカ・カメラ・イタリア、そしてフィレンツェの中央市場がコラボレーションし、開催されたコンテストです。
参加方法はいたって簡単。フィレンツェの夏をテーマに写真を撮影しインスタグラムに投稿。その際に♯florence150、とハッシュタグをつけて投稿すればOK。
イタリアはイ、タリア統一後イタリア共和国となり、まずトリノに首都が置かれ、その後フィレンツェに、そして現在のローマに首都が移行していきました。
フィレンツェに首都が置かれてから今年で150周年にあたり、これを記念して、ハッシュタグが♯florence150、ということです。
ファイナリスト優秀な作品の幾つかは協賛であるフィレンツェ中央市場の大型スクリーンに映し出され、3名の優秀者には主催者とライカ・カメラ・イタリアからセレクションされたワークショップへの参加権がおくられます。
いわゆる賞金や名声をを目的に参加するような大掛かりなコンテストではありませんが、フィレンツェで写真が撮れて、インストグラムのアカウントを持っていれば参加できる、とても簡単でオープンなコンテストです。こんな風に町の活性化にSNSを利用するのも、現在のネット社会、スマホ社会のなかで、とりいれやすいプロジェクト、と言えるでしょうか。
今まであまり目を向けていない地元の人はもちろん、観光都市のフィレンツェでは、多くの外国人も訪れます。可愛らしいコンテストが頭の隅に記憶されていれば、送ってみようかなあ。と思ったり、ちょっと視点を変えて町をよく見る機会にもなりますよね。

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『アナログなテクノロジー』

https://www.youtube.com/watch?v=5EBnrh-WSto

ファッションブランド「Forever 21」が開催したイベントに登場した動画ですが、少し解像度が荒めなのが気になります。
というのもこれ、実はピクセルの代わりに「糸巻き」を使用しているんです。

1ピクセル=糸巻き1コ。

このスクリーンの「解像度」は、80×80ピクセル、つまり80列×80段で6,400個の糸巻きを使用しているのです。
実際に巻かれているのは糸ではなく36色に染められた一本の織布で、長さにして約11.2km、そして何千ものモーターやギアで構成された機械で、色や画像の再現を行なっています。

どのように制作されたのかも、こちらに公開されています。

https://www.youtube.com/watch?v=dvDHNDkO-Qo

さらにこれ、インスタグラムと連動しており、ハッシュタグをつけて写真をアップすると、このスクリーンにそれが映し出される(かも)という仕掛けも。

クリエイティヴ・エージェンシー「BREAKFAST」の共同創設者であるアンドリュー・ゾルティーが、Forever 21からの依頼を受け、約1年半前にこのプロジェクトをスタート。
ファッションにおけるもっとも基本的な要素である「糸」にこだわり、何度も実験と試作を重ねて完成させました。静電気が原因で機械が炎上するということも度々あったそうです。

ニューヨークの店舗に期間限定で設置されていました。
実物も見てみたかったです。

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『映り込み』

綺麗な夜景を撮りたいのに映り込んだ自分の顔ばかりとれてしまう・・・
という経験ありませんか?

ガラス窓への映り込みは、ガラスが完全に透明な物体でなく、表面で光を反射するた
めに起こり 、室内と室外の明暗の差が大きいとき、特にこの現象は起こりやすいで
す。
映り込みを逆手にとって、アーティスティックな撮影をするのも一つのテクニックで
すが、映り込みが邪魔で台無しになってしまうこともしばしばありますよね・・・。

そんな中、技術は常に進歩するもので・・・。
マサチューセッツ工科大学とGoogleから、写真への映り込みや不要な近景を除去する
技術が発表されました。
自然な映像が持っている統計的規則性も利用して、フェンスやガラス越しに撮影した
風景画像から、フェンスそのものや窓に反射した自分の姿などを除去することができ
るそうです。

5万枚の画像について、画像を8画素×8画素のブロックに分割し、各ブロック内での
画素間の相関を計算。
その結果に基づいて算出した各ブロックの出現確率を基に、映り込んだ映像と背景映
像と区別することで、映り込み映像の除去につなげたそうです。

現在はまだ実証実験と論文の段階らしいですが、将来的にはフツーに映り込み防止機
能を搭載したデジタルカメラが登場するかもしれませんね。
プロ泣かせかもしれませんが、カメラの性能が上がったり機能が充実するのは歓迎で
す!

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