家族写真、集合写真

年末年始は普段はなれている暮らしている家族や親戚が集まる機会でもありますね。
小さな子供がいる場合以外には、意外に家族が揃っている集合写真は意識して写真を撮らないと残らないものです。一同に揃う機会を利用して写真撮影をするという方も多いのではないでしょうか。

家族写真について考えるときに思い浮かぶ写真家がいます。
妻を含む四人姉妹を毎年撮り続けている、アメリカ人写真家、ニコラス・ニクソンです。
ポートレートがお好きな方はご存知かもしれませんね。
1976年から四姉妹を同じ順序で横一列に並べて撮りつづけ、姉妹の姿を正面からとらえてきたその写真は家族として、ひとりの写真家として静かにとらえています。
ライフワークが代表作品となるのも写真家故の歩みでしょうが、家族写真を撮影するにあたってヒントになるかもしれません。

年に一度の年末年始だからこそ、家族写真というポートレートについて考えてみられるのはいかがでしょうか?

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レンズマウント

デジタル一眼レフカメラで、いっけん意外に気にしない部分なのにとても重要な部分がこのレンズマウント。
レンズマウントはその名の通りレンズをマウントするもので、レンズ交換の際の要部分にあたります。
単に装着部分としてのリング状のもの。と思いがちですが、デジタルカメラの機能が高性能になるにつれて、レンズマウントの部分が重要な役割を担っているものまで種類は様々です。

メーカーによってレンズマウントは違いますし、そして同じメーカーでも年代やモデルによってカメラボディーとレンズの結合が自動的に呼応するとは限りません。

カメラ交換は写真撮影の上で表現の域を広げ、被写体や撮影する環境によって柔軟に変えることができれば理想的です。そのため写真撮影を続けている人ならばご存知のように、レンズの数は写真撮影の経験数と比例して増えていくでしょう。
そのためレンズ購入の際には、カメラボディーと接触するレンズマウントが気になるようになります。もちろんレンズマウントが違う場合にはレンズマウントアダプターというものがあり、メーカーや年代の違うレンズも使用しているカメラボディーに装着して撮影が可能になります。
欲しいレンズの種類が優先ですが、その際のレンズマウントチェックも重要です。

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寒さ対策

前回の雪景色撮影についてお話ししましたが、雪景色に限らず、冬のロケ撮影は寒さ対策が必要です。
それは撮影機材はもちろん、撮影時に備えたアイテムなども個人個人の経験を活かして、低温の環境でもスムーズに撮影できるような工夫が必要です。

例えばカメラのバッテリーからフラッシュなどの照明機材のバッテリー電池まで、低温環境ではバッテリー寿命も変わります。普段はカメラバックに入れて持ち歩いている場合、体に近い部分に入れて持ち歩くと低温を少しでも避けられます。服のポケットやベルトに装着する小物入れなどに入れて。

そして撮影の際に手先が冷えきっているとカメラの細かな操作に邪魔をします。
服装以外に手袋にも配慮してみましょう。一般的な普通の手袋では手先の小さな作業がままならない場合があります。保温してフィット性に優れている手袋、ちなみに筆者が見つけて使用しているのはランナー用の手袋です。ストレッチ素材で布地が薄く指先の動きがとても楽です。全くかさばらないのでカメラバックに入れておけば、いざという時に非常に役に立ちます。

撮影機材は三脚をはじめ金属製のものが多いので、寒い場所ではこれらの金属機材は冷たくなり、作業もしづらくなります。それに関しても素手ではなく手袋で作業すると非常にスムーズです。身近なアイテムでも写真撮影に役立つことも多くあります。

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イルミネーション! 2

イルミネーション写真で、キラキラ間たっぷりの光部分が光の線で瞬いている写真をよく見ますよね。あれって写真撮影後に編集されている写真なんでしょうか?
いえいえ、もちろん広告写真などで手を加えて編集されている画像はあるでしょうが、実はあの「キラキラ」、フィルターでつくれるのです。
その名もクロスフィルター。
光の部分を吸収して光の中心部分から4本~8本の光の線が作り出されます。
まるで雪の結晶のように見えるので「キラキラ感」が増し、ゴージャスな感じが演出されます。

その他にソフトフィルターを使って、柔らかなイルミネーションを演出したりと、フィルター使いによってオリジナルなイルミネーション写真を撮影してみてはいかがでしょうか?

ちなみに寒空のイルミネーション撮影に使える、簡単マルチテクニックの一つに、レンズに息を吹きかける、という即席ソフトフィルターというのもありますよ。
湿度が関係しますが、何気にお役だちです!

照明機材の専門店

イルミネーション!

この季節がやってきましたね。
寒い夜空でも、ついついそぞろ散歩をしたくなる都内各所のイルミネーション。
歩きながら瞬く光を見ているだけでも楽しいものですが、きれいだからこそ写真におさめたいとおもいますよね。
散歩をしながら気軽にスマートフォンでイルミネーションの撮影の楽しみ方を見てみましょう。

「しっかり撮る」一眼レフの撮影と違うスマートフォンでの撮影ポイントは楽しむこと。
撮影した写真をそのままブログやSNSへ送ることが目的ならば、「キレイ」に撮影することに加え、その場の雰囲気をいかに伝えるかということが必要になります。

例えばイルミネーションは並木道全体に飾られることがよくあります。
そうすると一つをズームアップするよりも遠近法を利用した構図で全体的に撮影する方が、その場の雰囲気が伝わりやすくなります。

普段の写真ならば手ぶれやボケが気になるところですが、夜のイルミネーションでは人の動きや光のボケなども賑やかな躍動感になってかえって映えることもあります。
実際に見ているイルミネーションを気に入った角度や構図でたくさん試してみたいものですね。

そうそう、夜景専用のスマートフォンカメラアプリケーションなどもイルミネーション撮影を楽しめるアイテムの一つといえるかもしれません。

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360°パノラマ

以前からも商品写真、商品映像として360°パノラマ写真、ビデオなどがありますね。
オークション映像などでも見かけますし、まるで手に取るように「商品をすべての角度から見たい!」という要望に応えたような形ですね。

そんなパノラマ写真を気軽にスマートフォンで撮影できる「雲台」を発見。
回転する雲台にスマートフォンを挟み込んで設置する仕組みで、本体の底部には三脚に取り付け可能の三脚穴も装備されているそうです。
ぐるりときれいに回転して、しかも手ぶらで撮影できるというのは楽しそうですね。

ただ、前述したパノラマ写真は、商品を中心においてカメラがその周囲を一周して撮影するパノラマ写真で、カメラ自体が中心になってぐるりと一周して撮影するこのスマートフォン雲台は、被写体の撮影が異なります。
カメラ自身が中心になって回り撮影するので、風景写真もそうですが、室内写真や賃貸物件やトータルインテリアの紹介などにも使えそうですね。

こういった小さな小物、アクセサリーを使うと、写真の活用方法がバラエティーに富んで広がりそうです。

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ISOから測るカメラのレベル

前回ISO設定を低くすればするほど「きれいな写真」が撮影できるということをお話ししました。
低い感度が本当の感度であって、感度を上げることによって撮影された写真は「点」からなる写真の「点」を増幅するため、その分ノイズも増えてしまうためです。

一般にいう、感度の高さとISOの高さが比例するのとは見方が違うため混乱してしまうかもしれませんが、感度が低いほど、高画質を得られるということは、ISO数値が低いとセンサーの持っている感度が高いといういえます。

つまり、カメラを選ぶ基準として、ISOの高さを見るのではなく、最低ISO数値を見ることも一つの基準になると思います。
ただ、最低基準で撮影する画質がどのカメラも同じではないため、あくまでも参考ということになります。
こんな見方でカメラ選びをするのもカメラの質を比べる際に参考になるかもしれません。

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雪景色は露出オーバーで

夏が猛暑の場合、その年の冬は厳しい寒さになるとよくいわれます。
例にならって今年の冬は寒そうな予感がします。ヨーロッパでも今年の夏は暑く、そして12月に入ってから各都市での寒さのニュースが伝えられています。

寒さが苦手でも雪景色は日常の感覚と離れて、何とも幽玄かつ、いくつになってもわくわくするものではないですか?
さてその雪、雪景色の撮影ポイントを見ていきましょう。
雪景色の写真撮影で失敗してしまった経験のある方は多いでしょう。その原因は露出。
オートで撮影する場合、一面に広がる明るい白をカメラは眩しい光に反応し、露出を下げようと判断します。つまり暗く撮ろうとします。そのまま撮影してしまうと雪が「白くない」写真になってしまうのです。

そこでポイントはオートモードを外し、露出をオーバー目に設定して撮影することです。
露出優先モードで撮影するか、マニュアルモードで撮影する場合には絞りを先に決めてから、一度テストシャッターをきりましょう、そこから露出をどの程度までオーバー目に設定するのかを微調整します。露出補正を+1以上程度にしてみると、目で見ている通りのキレイな白に撮影できるでしょう。

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カフェごはん

料理ブログのほかに、レストランやカフェでの食事からスイーツまでカメラで記録してその写真をブログやSNSで公開されている方って結構いらっしゃいますね。
情報の共有ということがありますが、写真があることによって目でも楽しめます。
料理のブログ写真、撮影者によって写真の差が出ます。
それはスマートフォンで撮影してもデジタルカメラで撮影しても「うまい人」は「うまい」のです。
その差はどんなところで出るのでしょう。
きれいで目を引く「カフェごはん」の撮影ポイントを見てみましょう。

なんといっても光が大切。できるだけ自然光で撮影しましょう。その際には順光のみだけでなく、自分の撮影位置を変えて逆光で撮るのも試してみましょう。
構図は「より」で、料理の中の一番見せたい部分にピントをおき、三分割法を考えながら構図を組み立てます。料理によって構図のみでなく、上下の位置も工夫しましょう。つまりローアングルから斜め45°からのアングルといったように、撮影位置を選びます。

カフェで過ごしたり、外で食事することが頻繁にある方は、食べる前に撮影するのを習慣付けると、結構な量の料理写真のアーカイブができますよ。
ブログをされてない方でもいかがですか?

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生き生き

以前お話ししたことのある「キャッチライト」、これは人物写真を撮影する際に瞳の中に光を写し込ませることを言います。
表現だけを読むと、まるで少女漫画のようですが、このちょっとしたテクニックでポートレートの仕上がりは全く変わってきます。
ファッションポートレート、雑誌、広告などでも多用されますが、これは子供写真でも大いに有効です。キャッチライトが入るだけで、子供の表情がまさに生き生きみえてくるのです。

キャッチライトを入れる撮影は意外と簡単。
ストロボを使ったキャッチライト撮影もありますが、赤目になったり、人物の表情がストロボの光によって変わってしまうことがあるので、反射板や照明で調整するのがよりシンプルかもしれません。
カメラの後ろ側から反射板、照明を照らすことによって、キャッチライトが入ります。
ぜひお子さまを撮影する際にも活用してみてください。

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