自然の色と理想の色

夏真っ盛り、この季節だからこそ海の色、空の色、山の色など自然の色をキレイにいきいきとした色を表したいものです。
以前にも空の色をもっと青く撮影するには?ということで記述したのは、光の方向を読みながら撮影すること。つまり空の色をもっと青く撮影したい場合には順光で撮影した方がいいということ。

このように撮影する際に光の方向が色合いの出方に関わる他に、カメラの撮影設定によっても随分色合いが変わってきます。
・彩度
・コントラスト
・露出補正

まず彩度ですが、彩度とはつまり色の鮮やかさの度合いを示します。彩度が低ければ色は薄く見え、彩度が高いとぐっと強調されて青が鮮やかな青になります。
そしてコントラストも彩度の設定に似て、コントラストが低いとソフトな感じになり、つまりはぼんやりとした写り、色合いになります。一方コントラストが高いと明暗差が強くなる分色の差がはっきり分かるような写真になります。
露出補正では、明るめにすると色合い自体も明るく薄くなり、暗めに撮ると暗めになると同時に色もはっきりと出てきます。

カメラ設定を上手に活かして、理想的な自然の色を再現してみましょう。
程度の加減が過ぎると彩度やコントラストにしても不自然なほど色合いが変わってきてしまうので、注意しながら「ちょうどいい」色合いを調整しましょう。

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