『防犯カメラのIoT化』

「モノのインターネット」「IoT」という言葉もずいぶん一般的になってきました。
さまざまなモノをネットに繋げることで、生活がより便利になります。
ただ、快適さや安全のために進むIoT化ですが、何でもネットに繋がってしまうということは、個人情報的な危険があるとも言えるのです。

アメリカでは防犯カメラが一般家庭に普及していて、ガレージや玄関、子供部屋などにも使われているそうです。
さらにこれらをIoT化することで、スマートフォンからカメラの映像をモニタリングできるという便利機能が付加されます。
実際すでにそういった商品が多く発売されています。

しかしこの度、防犯カメラの大手メーカーの製品にとんでもない脆弱性がみつかりました。
報道によると、Bluetoothを使ってカメラとインターネットの接続を解除できる方法があることがわかったとのこと。
つまりその方法でカメラは強制的にクラッシュ&再起動し、90秒間のあいだだけ感知されることなく家に侵入できる時間ができてしまいます。

しかもメーカー側はまだその脆弱性に対応できていないというので、ユーザーはどのように対処すればいいのかわからない状態だそうです。
カメラをオフにするか、頼らない生活をすればいいのでしょうけれど、セキュリティのためのカメラが逆に安全対策の弱点になってしまうなんて。。。

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