『CMのようなハンバーガー撮影』

CMでよくあるような、動きのあるハンバーガーの映像。
どこからともなくケチャップとマスタードが飛んで来て、フレッシュな具材が次々と
落ちてきて、弾んで重なっておいしそうなハンバーガーの出来上がり。
そんなシズル感あふれるハンバーガーのCMですが、考えてみれば上から具材を落とし
ても、こんなにきれいなバーガーはなかなかできなさそうです。
ではどうやって撮影されているのでしょうか?
CGなんでしょうか??

さてこの件について、ビデオグラファーのSteve Giraltさんは、どうしてもCGなしで
ハンバーガーのコマーシャルを作ってみたかったそうです。自分で。
カメラの動きとハンバーガーの具材が落ちる動きを、完璧にシンクロさせ撮影。
完成した映像の出来映えは・・・。

・・・すばらしいですね。
しかも、ものすごく細かく仕組みやプロセスを公開してくれるんですね。

カメラと具材の動きがシンクロする仕組みは、カメラの動きをコントロールする装置
によってなされています。
しかもこの装置はSteveさんの自作で、具材ごとにカメラのピントが合うように作ら
れている特製のものだそうです。
ハンバーガーの具材に通してあったゴムが切られると、装置に備えられたカメラが、
落ちていく具材を追って撮影します。
具材が落ちたあとの着地は見事としか言いようがありません。

それにしてもとんでもなく大掛かりな装置ですね(笑)。

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