『いま蘇るポラロイドカメラ』

ポラロイドカメラは、しばらくのあいだ生産が中止されていましたが、2008年、IMPOSSIBLE PROJECT(インポッシブル・プロジェクト)によって、インスタントフィルムが復活を果たしました。

そんな“不可能を可能にした”インポッシブル・プロジェクトから、この度まったく新しいポラロイドカメラ「The I-1」が発表されました。

「TheI-1」は、オリジナルのポラロイドカメラの形を継承した、新しいカメラです。

基本的にはアナログなカメラですが、Bluetooth 4.0が搭載されていて、専用アプリを通してリモートトリガーやセルフタイマー、ノイズ除去、二重露光などの機能、そしてシャッタースピードとF値の調整などの操作が可能です。

またUSBで充電可能なバッテリーを内蔵し、レンズの周りにはLEDのリングフラッシュが搭載されています。
リングフラッシュのLEDは12個で、広いレンジに焦点を合わせるための8個と、被写体に近い距離でより柔らかく発行する4個のLEDから成り立っていて、これらが被写体までの距離と光環境にもとづいて、発光を自動で調節してくれます。

ちなみにフィルムは8枚で2700円からと、なかなかの価格。
スマホで無限にタダで写真が撮れてスグ見れるこの時代には、もはや「インスタントカメラ」とは呼べないポラロイドですが、一枚一枚のシャッターを大事にして、少しずつ画像が浮かび上がってくる、あの独特の雰囲気を楽しみたいものですね。

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