『「ここWiFi飛んでんな」』

もしWiFi電波が目に見えたら。

ということで、目に見えないWi-Fi電波の強度を3Dグラフィック化した変わり者がい
ました。
アメリカのハッカー Chrles Lohrs氏による動画が公開されています。

WiFiの電波は見えないだけに同じ部屋の中でもここならつながる・つながらない、こ
こなら速い・遅いと勘で認識するしかありませんが、もし仮に空間の電波の「濃さ」
を直接感じる能力があればこんな風に見えるかもしれませんね。
意外とローテクな計測方法と可視化の過程は続きの動画で確認できます。

Lohrs氏いわく、WiFiの電波を受けて光るLEDライトでWiFi信号の強度を見ていたとこ
ろ、明るさがランダムに変化し、ライトを持って少し移動するだけで強度が違い色が
変わることに気づいたそうです。
そこで、これを連続的に記録すればWiFi電波の3Dマッピングができるのでは、という
発想がこのプロジェクトの発端なのだそうです。

当初はそのLEDライトを手で持って左右に動かし、上からカメラで連続撮影してから
長時間露光風画像を合成する、というローテク極まる方法で実験。
最終的には手で持つ代わりに機械に取り付けてジグザグに動かしたり、高さも少しず
つずらしたりしながら、データをPCに送って3Dグラフィック化する方法にたどり着い
ています。

でも、なぜこんなに濃度差が出来るんでしょうねえ。
不思議ですね。

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