ヴィヴィアン・マイヤーが観れる

ヴィヴィアン・マイヤーが観れる
2011年に写真集が刊行、2013年に制作されたドキュメンタリー映画「ヴィヴィアン・マイヤー
を探して」によって写真家ヴィヴィアン ・マイヤーの名が世界中に知れ渡りました。
映画は日本では2015年に公開されました。
日本での映画公開からもう5年の月日が経つんですね。
そして、今年日本で初めてヴィヴィアン・マイヤーの個展が開催されます。
個展のタイトルは「Self portraits」。
ベビーシッターなどをしながら15万枚以上の写真を撮影し、その一枚も公表することのなかっ
た数奇さ、写真家本人の不思議さも相まって、彼女の作品は私たちを魅了しました。
道で遊ぶ子供達や交差点を人が歩く写真、町の様子など、ストリートフォトグラファーと言わ
れるように興味深い作品はもちろんありますが、それでもやはり構図も角度も様々、室内や街
角などでの鏡に反射するセルフポートレートは私たちを魅了しました。
そんなヴィヴィアン・マイヤーの作品がやっと日本でも観ることができる機会。モノクロ20
点、カラー7点、計27点のセルフポートレート作品が展示される予定です。
1950年代初頭から1978年の間に撮影された作品ということなので、1951年にニューヨークの
工場で働き、1958年からシカゴのノースショアに移りベビーシッターの仕事を長い間した頃に
あたるでしょう。
休日はローライフレックスを持ってシカゴの通りを散歩しながら写真を撮影していた頃です。
世界各国で展覧会が開催され、今後もそのオファーは尽きることがないでしょう、日本でのこ
の機会、見逃せませんね。
会期は10月15日から11月28日まで、東京のAkio Nagasawa Gallery Aoyamaにて。

撮影機材・LED照明の専門店