現場の様子が楽しく分かる「ニャイズ」

現場の様子が楽しく分かる「ニャイズ」
東京都写真美術館のサイトのフッター左部分にふたつのアイコンがあります。
ひとつはひと目見て分かる通りツイッターの鳥のアイコン、そしてその隣に猫のアイコンがあ
ります。なに?
それが「ニャイズ」、東京都写真美術館の広報誌別冊のアイコンです。
美術館ニュースとして「東京都美術館ニュースeyes(アイズ)」というものがありますが、そ
ちらは展覧会情報が紹介され、この別冊「ニャイズ」は現場での業務や学芸員の様子が率直に
紹介している漫画なのです。
なぜに「ニャイズ」か。
漫画家のカレー沢薫さんとのコラボレーションで、カレー沢さんのキャラクターの猫さんと飼
い主が東京都写真美術館に採用されるという設定から、猫漫画+eyesで、ニャイズ。
このニャイズが面白い!
私たちが美術館の展覧会で見るものは、ある意味「できあがったもの」ですよね、しかしひと
つの展覧会を企画し構成し展示し広報し開催するまでは、長い道のりでしょうが観覧者にはも
ちろん見えません。しかしその過程が興味深いところ。
最新ニャイズではこのコロナ禍での現場や展覧会の変更点、美術館としてのこれからの展望な
どがカレー沢さんのニャンズ(猫ちゃんたち)を介して面白くそしてわかりやすく描かれてい
ます。
展覧会と一緒にニャイズも読めば違う視点からも楽しめそうです。
ニャイズは毎月第三水曜日に掲載、バックナンバーも読むことができます。
各地の美術館や専門学校、書店などでも配布しているそうです。紙媒体も読んでみたいなあ。
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