ふげん社から発行されている雑誌「写真」は昨年2022年1月に創刊され、年2回(1月と7月)発
行で今月20日に3号が発売されました。
編集人が村上仁一さん、統括アドバイザーに飯沢耕太郎さん、造形設計に町口覚さんというメ
ンバーと知ったらそれだけでも単なる雑誌ではないだろうと想像しますよね。
毎号テーマごとに豪華な写真家のラインナップが並び、インタビュー、エッセイ、写真展評や
写真集のレビューなどと盛りだくさんの内容です。
最新号の3号のテーマは「スペル」。
写真はそのもの、言語を介する必要がないので世界共通語ともいえます、だからこそ写真作家
の活躍が文学に比べて速度が速いですよね。
「スペル」とは、面白くて興味深いテーマです。
刊行記念のイベントもユニークです。
1月24日にオープニングレセプションパーティーがあり、3000円で参加できます。川田喜久治
個展と特集掲載作家6名の特別展示が開催され、「写真」vol.3とワンドリンクがつきます。雑
誌「写真」は2970(税込)なので参加するだけでお得です。
2月5日にはギャラリートークとして川田喜久治氏と飯沢耕太郎氏が登場。
さらには2月18日に特別対談として作家の柴崎友香氏と鷹野隆大氏のトークイベントが予定さ
れています。こちらは会場観覧とオンライン配信もあります。
ふげん社といえば運営会社が印刷会社です。いわば本作りのスペシャリスト。2014年にギャラ
リーとブックカフェをはじめ、2016年に出版部門が立ち上がって出版社とし製本販売をしてい
ます。そんなふげん社から発行される雑誌「写真」だからこそ今後も引き続き楽しみです。
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