町の活性にもSNS

イタリアのフィレンツェをテーマに、こんなコンテストが行われています。
「夏のフローレンス2015」と題し、イタリア内で写真家の登竜門と言われ写真ギャラリーを有している写真科の専門学校と、ライカ・カメラ・イタリア、そしてフィレンツェの中央市場がコラボレーションし、開催されたコンテストです。
参加方法はいたって簡単。フィレンツェの夏をテーマに写真を撮影しインスタグラムに投稿。その際に♯florence150、とハッシュタグをつけて投稿すればOK。
イタリアはイ、タリア統一後イタリア共和国となり、まずトリノに首都が置かれ、その後フィレンツェに、そして現在のローマに首都が移行していきました。
フィレンツェに首都が置かれてから今年で150周年にあたり、これを記念して、ハッシュタグが♯florence150、ということです。
ファイナリスト優秀な作品の幾つかは協賛であるフィレンツェ中央市場の大型スクリーンに映し出され、3名の優秀者には主催者とライカ・カメラ・イタリアからセレクションされたワークショップへの参加権がおくられます。
いわゆる賞金や名声をを目的に参加するような大掛かりなコンテストではありませんが、フィレンツェで写真が撮れて、インストグラムのアカウントを持っていれば参加できる、とても簡単でオープンなコンテストです。こんな風に町の活性化にSNSを利用するのも、現在のネット社会、スマホ社会のなかで、とりいれやすいプロジェクト、と言えるでしょうか。
今まであまり目を向けていない地元の人はもちろん、観光都市のフィレンツェでは、多くの外国人も訪れます。可愛らしいコンテストが頭の隅に記憶されていれば、送ってみようかなあ。と思ったり、ちょっと視点を変えて町をよく見る機会にもなりますよね。

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