ロック・バランシング

入ってしまうとは、こういうことを言うのでしょうか。
独自のアート、ロック・バランシングという、自然の環境で自然の石をつかって石のバランスによって積み重ねオブジェを作るものです。
その全くオリジナルでユーモアある活動をしているのがカナダ生まれのマイケル・グラブさん(Michael Grab)。
日本でもYouTubeなどのビデオで徐々に知られています。
彼のHPでもいくつものロック・バランシングの作品の写真をみることができますが、写真も圧巻ですが、彼の作品はビデオで観ると何倍も楽しめます。
石や岩をいくつも積み重ね、それらが絶妙なバランスを持って静止するまでカットなしで撮影されたビデオは、まさに息を飲みます。
何も使わないで積み重ねるオブジェは、驚嘆と賞賛の意味を込めて「重力が接着剤」といわれています。流れ続ける渓流の中で、湖のほとりで、森の中などなど制作されたオブジェの美しいこと。
バランスを得るのに時間がかかるために、渓流ではつららができている写真もあります。
自然の環境の中でロック・バランシングの作品は周囲のパノラマと溶け込み、作品にピントを合わせて背景がぼけているものから、作品と自然が一体になってピントが合っている写真まで、飽くことなく見ていたい作品の数々です。
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