熱いパリ!

11月のパリといえば、パリ・フォト(Paris Photo)!
毎年この季節にパリで開催される写真の国際的フェア。
今ではパリ・フォトのあとにロサンジェルスでも開催されるが、元々パリ発祥のフェア。
写真業界でなくとも、11月のこの期間にパリを訪れると「写真熱」に圧倒されるほど。
パリ全体が写真一色になるといってもいいほどに、開催会場のルーヴル美術館だけでなく、パリ中のギャラリーにおいて、それぞれ特色のある写真に関する展示が行われたり、アーティストをフィーチャーしてイベントが開催されたりします。
それはもう写真ファンには文字通り「たまらない」週間になるわけです。

ギャラリーや出版会社もアーティストを紹介する格好の場として参加しているため、美術館の展示といった文化的な面よりも商業性が前面に出ていますが、その分、その年の新しいアーティストを発見できたり、これまで気になっていたアーティストのオリジナル作品に触れられるといった機会に恵まれます。

その場に行かなくてはこの活気は体験できませんが、パリ・フォトのホームページでどのギャラリー、出版業者、アーティストが参加するのかを見ることができ今の写真業界が伝わってきます。
この数年、ことしはさらに日本人アーティストの名前が目立っています。
アーティストの発見、その作風などパリ・フォトから触発されてみてはいかがでしょう。

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