三脚で撮影範囲を広げる

一般に写真撮影の際に三脚を使用するのは、「手ぶれ防止」が理由の一番として考えられるでしょう。もちろんその通りなのですが、撮影したい、または撮影に必要な条件の下でシャッターを切る際に不可欠となるのが三脚です。
例えば以下のように環境、条件が必然的に三脚が関係してきます。
・F値を絞り、被写界深度を深く撮影する場合、シャッタースピードが遅くなる
・夜景をはじめ、暗い環境では長時間露光からスローシャッタースピードが必要になる
・パノラマ写真のように水平線上で連続撮影する際

以上のように撮影をしながら撮りたい条件を満たしていくと、やはり三脚が必要になるとうこともよくあります。3点目のパノラマ写真撮影のような場合や同じように水平線上をキープして一点の被写体を追いかける場合にも三脚が必要になりますね。
意外に盲点なのが反射や濃度調整するためのフィルターを使用すると露出倍数の関係でシャッタースピードが遅くなることがあります。こういう場合にもはやり三脚が必須です。

カメラボディー、レンズと一緒に三脚も常に持ち歩くようにしていると、撮影機材のセットになります。撮影の守備範囲、表現範囲を広げるためにも是非三脚を多用してみましょう。

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