大きな被写体撮影

衣類やモデルの全身写真を撮影する際には小さな光源では照明が網羅できません。
被写体の大きさにあった、大きめのソフトボックスが必要になるでしょう。
大きな被写体に対して、むらなく自然な照明をつくるには、少なくとも直径80cm程度のソフトボックスがおすすめです。

①小さな光源面の照明器具と、②直径80cmc-90cm程度の大きなソフトボックスで撮影した場合の違いは、②では被写体全体を照らすことのできるのでコントラストが少なく、背景の影が自然にあらわれます。人物撮影はもちろん、衣類などのディテールが重要な撮影にも効果大です。

大きな光源面をさらに有効活用するために、レフ板を利用することもお忘れなく。
放たれる光を無駄なくキャッチして、被写体に補助光をつくりましょう。レフ板を使うのと使わないとでは随分な差が出ます。この際のレフ板もできるだけ大きなレフ板を使用したいですね。

一般的に軽量なソフトボックスでも大きくなれば当然それだけ重量も増します。
ライトスタンドの脚の設置から、ソフトボックスの装着部分の確実に安定するように、いつもよりさらに注意しましょう。

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