バルブ撮影

日本でも多く開催されている写真コンテスト。
写真撮影上達の道の一つとして、以前写真コンテストへの参加をお勧めしたこともありますね。

純粋にアートとしての写真コンテストから新人発掘、写真メーカーからあらゆる産業においてのキャンペーンからプロモーションのために開催されている写真コンテストがあり、非常にユニークなテーマまであります。

今も開催されているのかもしれませんが、数年前に見かけてびっくりした写真コンテストは「雷写真コンテスト」。肉眼では一瞬の雷を、私たちのイメージ通りの亀裂した「落雷」を写真におさめたものを応募しているコンテストでした。そう、ああいった「落雷」写真ってどう撮影するんだろうって考えたことありませんか?
実はこの撮影に活かせるカメラ機能がバブル撮影なのです。
バルブ撮影、つまり長時間露出撮影。シャッターボタンを押している間シャッターが開いていて、指を離すとシャッターが閉じて撮影されます。つまり好きなだけシャッターを開いて撮影ができるということです。
落雷撮影もこの要領を使うそうで、嵐が近づいてきたり、予測を利用して落雷の方角に向けてカメラ設定、バルブ撮影をするそうです。

天体撮影で知られているバルブ撮影。環境と長時間露出が必要な撮影の組み合わせで、いろいろな撮影場面が楽しめるかもしれません!

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