被写体は紅葉 2

前回お話しした紅葉の撮影についてもう少し見ていきましょう。
基本は露出補正をして、アンダー気味で撮影すること。
何よりも、色が主役ということ。そのためきちんと黄色や赤、そして微妙なグラデーションのある色を再現することが大切です。

色が再現できたら、次に背景に注意して撮影してみましょう。
これは物撮りでも同様に、脇役といえる背景が非常に重要な役割を果たすためです。
主役の紅葉を演出するために、背景がキーポイントになってきます。
同じ被写体の紅葉でも、背景を変えるだけでぐっと差が出てきます。

桜の撮影のように、紅葉した葉に寄り気味に、逆光で撮影するということもありますが、紅葉撮影は反対に背景を黒にするという手もよく使われます。
例えば真っ赤に紅葉したモミジを建物や影の暗い部分、黒い部分を背景に撮影する。すると影絵のように、切り絵のように赤いモミジが浮いているようにシックに映り込んできます。
撮影位置によって、背景がうまく設定できない、選べないといった場合には、望遠レンズを開放気味にしてボケを背景として利用するといいでしょう。

日本の紅葉撮影、もう少し楽しめそうですね。

撮影機材のライトグラフィカ