被写体は紅葉

四季があればヨーロッパでも周りの木々、近郊の緑は紅葉が始まります。
しかし日本の紅葉風景はやはり美しく、ヨーロッパの人にも有名な日本の典型的な桜や富士山の風景以外にも、日本の紅葉風景はため息をよぶほど美しいイメージとして知られています。

さて、行楽の季節、カメラを手にしてでかければやはり撮りたくなるのが美しい紅葉。
紅葉写真で何が大切かというのは、やはり「紅葉らしく見える」ことです。
つまり、色が変化している、黄色や赤といった鮮やかさを見た通りの近い色に再現することが一番大切です。
そのためのポイントは、露出を一つ下げること。
つまりアンダー気味で撮影することです。オート撮影で、露出補正しないままでは実際に目にしている鮮やかな色が、色あせたり、くすんで見えてしまうからです。
少しトーンを抑えることによって、色本来を写し込みましょう。

少しステップアップして、紅葉しているグラデーションを構図にして撮影することもいいでしょう。一本の木、一枚の葉、密集している木々の色の違いを重なり合うように撮影することによって、秋らしい色合いを演出してみてください。

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