ジュエリー撮影 3

前回にひき続き、難しそうなジュエリー撮影をキレイに短時間で撮影できるポイントをみていきます。

あまり仕込みをしすぎない自然な形、背景で撮影する場合と、ジュエリーならではの細工を施した撮影が必要になる場合もありますね。
例えば指輪。よくたててある指輪の写真を見ますが、細い側面の指輪をどうやってたてるのだろうと思ったことありませんか?
粘土質の素材やテープなどを使うこともあるでしょうが、ジュエリーそのものを汚したり傷つけたりしないように、簡単なものでこの「たてた指輪」を細工できます。

それは布とクリップ。布はジュエリー撮影に合うようにゴージャスなサテン系のものや色合いに影響しないシンプルな無地、できれば皺のできにくい素材がいいですね。クリップは金属とプラスチックでできた一般的なクリップです。
さて、これらでどう細工するのか。布を間に挟んで指輪の下部をクリップで留めるだけ。布をふんわり整えて、布の下にあるクリップをテーブルに固定します。見える部分は指輪と布の密着部分だけで、まるで指輪が立っているように見えるというわけです。

身近な小物を使って、ジュエリー撮影をするひとつのアイデアですね。
簡単でキレイに撮れるので是非試してみてください。

商品撮影の照明ならライトグラフィカ