色合い

被写体を撮影する際に大切なのは照明です。そう光。
物撮りでもポートレート撮影でも同じことがいえます。
光には常に気を配っているものの、フレーム内におさまる色合いのことを気にされたことはありますか?
ブツ取りを撮影する際、モデル撮影の際、被写体の色、背景、人物の髪の色、肌、アクセサリーにかけて全体的に見て、馴染んでいるでしょうか。
それはいわゆるスタイリストの仕事です。
物撮りの小物から大道具まで、そしてポートレート撮影ではモデルの服装からアクセサリー、メイキャップまでです。スタイリストさんやメイクさんと一緒に仕事をする場合は問題ありません。フォトグラファーとして照明のことから構図のことに集中すればいいのです。
しかし、一人ですべての役割を果たさなければならないとき、ここでフォトグラファー以外にセンスが問われることになります。
照明器具の設置とともに、撮影する全体のものの色の調和をみてみましょう。
ニュートラルなものにビビッドな色合いが加わったりすると、レフ板やディフュザーを駆使した照明の中にコントラストの高い光が当たっているような違和感があります。

普段から照明に関して気を配るフォトグラファーの視線も、こういった、全体的に撮影に関してみる癖をつけてみるといいですね。

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