花火撮影鉄則 2

準備を入念にして、いざ撮影。
花火撮影の場合に注意を払いたいことのひとつはシャッタースピードです。
背景、環境が暗い中に、光が生まれそれが広がっていき、消えていきます。
その瞬間を写真に収めるために、シャッタースピード設定が重要な要素です。
光を取り入れる、つまり露出を調整するために、普段の撮影ではあまり使わないスローシャッターが必要になります。 約1秒から4秒を目安に調整するといいでしょう。

この秒数でコントラストの効いた、ピントのあった写真のためにはもちろん三脚が必須です。
カメラの固定なしに花火撮影は成り立ちません。
場合によっては、レリーズをつかって、直接カメラに触ることなく操作したり、タイマーを使うことも有効です。
一枚の美しい花火を撮影するためには、念入りな準備と忍耐が必要ということです。
理想的なロケーションを確保し、天候(風の動き)にも恵まれたら、あとは的確に光の露出、シャッタースピードを決めることです。

撮影照明のライトグラフィカ