消費者の立場に立って

写真撮影の向上を目指している方には、趣味のブログからビジネスとしてのネット販売、商品カタログなど目的もいろいろでしょう。
個人的にまたはソーシャルネットワークなどでの友人間の交流のための写真と、商品の情報提供やオンライン販売での写真では違いがあります。

ネットで、ものを購入しようとする場合、写真という映像は非常に大きな情報源であり、また目で見れるという大きな訴求力もあります。それゆえ情報を提供する側、つまり販売側には正確に伝えなければならない責任が付いてきます。

その正確さとは、消費者に対してより分かりやすいということにもつながるでしょう。商品そのものが分かる全体写真から、色やマテリアルのディテイルなど細かい部分も写真を提示することによって長い文章や説明よりも一目瞭然です。そして商品の大きさもそのひとつ。しかし商品によってはそれ自体を写していると大きさが曖昧な場合があります。そこでネットオークションの写真でしばしば見られるのが、商品の隣にタバコの箱など一般的に大きさがすぐに分かるものをおいて撮影した写真などが使用されることがあります。ネットでのオンライン販売の場合には、商品を手にするのは購入した後のみという性格上、このように消費者の立場に立った写真撮影が大切になるんですね。
美しい写真を心がける一方、こんなことも気に留めながら写真撮影をしていきたいですね。

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