広角と遠近感

広角レンズを使って表現できるのは、広い範囲を写すことだけでなく、遠近感を強調することができます。
広角レンズの特徴として、手前のものをより大きく、遠くのものをより小さく映し出すため、被写体と背景の距離感や構図をうまく計算すると迫力ある写真を撮ることができます。

例えば長い道を撮影する際に、広角レンズと望遠レンズで撮影するとその違いがよく分かります。広角レンズでは手前から先に続く道の長さが強調され、望遠レンズでは圧縮効果で道のスロープが肉眼よりも短く写し出されます。

ひとつ注意しなければならないのは、広角レンズはフレームの端が歪むということ。集団写真を撮影する際も真ん中の人は問題ないものの、端の人になると顔のゆがみが目だつことがあります。
被写体と表現のよって使い分けたいですね。

新宿西口ライトグラフィカ