「光りもの」撮影

金属製の小物、キッチン用品、生活用品などの撮影の際、気になるのはそのメタリック感の演出と、一方金属による写り込みの煩わしさです。
コントラストの強さは被写体の強さにもなりますが、それが強調されすぎると少々イヤミな感じがでてしまうこともあります。それぞれ好みにもよりますが、どちらの長所もとった撮影が理想的ですよね。

写り込みを避けて、メタリック感を演出。
それにはカメラから被写体への角度=「入射角」と、写り込みを防ぐために白い紙などを置く、いわばレフ機能と被写体の角度=「反射角」が大切になります。
言葉では難しそうですが、つまりはカメラを向けた被写体には同じように対になる方向にレフ板を置くということです。

これによって、金属製の輝きを保ちながら、いらない余分な写り込みを防ぎます。
これはとっさの手作りセットでも対応可能!たとえば大判のスケッチブックを用意して、45°から90°くらいに開いたスケッチブックに被写体を置くと、ベースが白背景、そして開いた状態のページがレフ機能を果たします。
ここでポイントなのはレフ機能の白い紙が大きければ大きいほど、写り込みを和らげます。
被写体の大きさに合わせて、反射角の紙の大きさも調整!
これで「光りもの」撮影もおまかせです。光沢商品の撮影機材