商品の撮影に必要な道具、2

商品を撮影するのに絶対に必要な道具について、
今までは三脚と照明機材についてお話をしてきましたが、
今回はその続きです。

次に必要なのはレフ板です。レフ板というのは、照明があたらないところも明るくしたいときなどに用います。
カメラの専門店に行くと、たくさんのバリエーションのレフ板がおいてありますので、ご自分の必要とするレフ板を選択してください。どうしてもレフ板が無いまま撮影をしなくてはならない場合には、白い紙をスチレンボードに貼付けたもので一応代用することも可能です。

そしてトレーシングペーパーです。
トレーシングペーパーは照明をソフトにしたり、散らしたりするのに使います。
光源を点としてじゃなくて、面にする効果があります。
トレーシングペーパーは小さな文房具屋にでも置いてありますが、だいたいそれは小さすぎます。
ですからカメラの専門店などで幅が1メートル程度のロールを購入するようにしてください。

最後にケント紙についてです。ケント紙にはいろいろな色があります。
ここではひとまず白ケント紙と黒ケント紙についてです。
白ケント紙は背景を白色で撮影するときに使えます。
また、さきほども言いましたように臨時でレフ板にしたり、商品の背景に直接つかったり、
と何かと便利なんです。大きいサイズ(B0サイズなど)を常に用意しておくと良いでしょう。
黒ケント紙には光沢があります。ですので黒ラシャ紙の方が使い勝手が良いです。
こちらも商品に写り込ませるなどによく使います。

以上の道具、三脚・照明機材・レフ板・トレーシングペーパー・ケント紙があれば、
ひとまず商品を満足の行くレベルで撮影することができますよ!
撮影機材の専門店