ポートレイトを上手に撮影するというのはどういうことなんでしょうか。

ポートレイトを上手に写真に撮りたい!といってもポートレイトを上手に撮影するというのはどういうことなんでしょうか。

例えばカメラのボケ具合をあえて用いて女性をソフトな印象で撮影したり、または反射光をうまく使って硬くクールに男性を撮影することできますよね。つまりその写真を力強くしたいのかかわいらしくしたいのか、などといった目的にきちんとそいながら撮影ができるのが上手ということになるのでしょう。

こういったいろいろな表情を自由に出すためには、”ボケ”をいかにうまく扱えるのかが大切になってきます。ボケは、レンズの焦点距離や、絞り、撮像素子の大きさ、そして被写体と背景がどれくらい離れているのかでによって大きく変化します。こういったいろいろな要素を上手に、意識的に扱えるとポートレイトを撮影するのがかなり上達します。

具体的にみてみましょう。

はじめの段階では望遠、標準、広角の単焦点レンズを2、3本つかってみましょう。
絞りを優先して、開放近辺そしてf5.6くらいの2パターンの絞りで撮ってみるとうまくボケが扱えるようになりますよ。

ポートレイト撮影の場合には、望遠レンズを使うのが一般的です。ですが、大口径レンズも広角レンズもどちらでもボケをうまく利用することが出来るので、是非とも活用してみてください。

ボケは絞りによって変化します。ですからまず絞り優先モードに設定をしてくださいね。
その際にできるボケの”形”も大事です。できれば円形絞りまたは絞りの枚数がたくさんあるレンズを使うようにしたいですね。デジカメ撮影の機材