デジタル一眼レフの天敵、湿気。

梅雨が来る前にしておきたいことの一つにカメラバックの整理があります。
カメラの保管方法、保管場所が所有者によって様々なように、カメラバックの種類とその保管方法もいろいろでしょう。
家に帰ってきたらカメラバックからカメラと機材を取り出して軽く掃除してから収納場所に保管する人もいるでしょう。または常に撮影している場合には、いつでもカメラを持って出かけられるようにカメラバックに機材を入れたままの状態でクローゼットに置いている人もいるでしょう。
デジタル一眼レフの天敵は、湿気もそうですし、ホコリも同様。
なかなかカメラバックを掃除する機会はないでしょうが、だからこそ、梅雨の前の晴れて湿気の少ない日にカメラバックの整理をすることは愛機のために大切なことです。

毎日使うカバンのように、カメラバックにも紙くずややレシート、ティッシュなど知らないうちに機材と関係ないものがたまっていたりしませんか。
カメラとレンズ、機材アクセサリーをカメラバックから取り出して、ポケット部分のものも全て取り出し、あればハンディクリーナーでバックの底やパーテーションに溜まったホコリを取り除き、逆さにして数時間陰干しするとカメラバック自体の湿気が取れます。
屋外で撮影することが多い場合、カメラの出し入れの際や撮影中にカメラバックを閉じておかないと、チリやホコリも入ってきます。
カメラやレンズを丁寧に布で拭っても、それらを入れるカメラバックが綺麗でなければ意味がありませんものね。

陰干ししたカメラバックに機材を入れ直す際に、小袋になっているカメラ用の乾燥剤も一緒に入れるといいですね。こうやってカメラバックを整理した際に乾燥剤も交換すると効果的です。
クッション材として布やタオルを使う場合もありますが、その布をスポーツウエア素材にすると湿気を溜めづらいのでおすすめです。布ですと洗えて清潔ですし、同じようにカメラバックの整理後には洗濯した布と交換すると繰り返し使えて便利です。

湿気対策は梅雨の前に!

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