写真界のレジェンド逝く

ジャン=リュック・ゴダールが亡くなり多くの記事で取り上げられていますが、同じ頃写真界のレジェンド、ウィリアム・クラインも亡くなりました。
ゴダールが91歳、クラインが96歳、パリ生まれのゴダールとニューヨーク生まれでパリで主に活動したクライン、この2022年に3日違いで生涯を終えました。どちらも後世に多大な影響を残したのは言うまでもありません。

ウィリアム・クラインが最後に来日したのは2018年、21_21 DESIGN SIGHTにてグループ展が開催された時でした。その時御年89歳。進行中のプロジェクトがあることや写真集「東京」についてのエピソードなどのインテヴューが残っています。
ひとつの大きなスタイルを築いた写真家の「その時」の言葉を読むことができる、つまりアーティストと同じ時代を少しでも共有できることはとても幸せなことだなと実感します。

クラインの公式インスタグラムには作品のほかにパリフォトの様子やアニ・リーボヴィッツとのショットなども見ることができます。
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