『ホタルに学ぶLED』

LEDライトは日々進化していて、より省エネ化・効率化が目指して全世界が研究を進めています。
今度は、韓国科学技術院の研究チームが、新しいLEDライトを開発したとのことです。

何でもホタルのナノレベルな発光構造を参考にしたLEDライトなのだとか。

研究チームがホタルの発光部位を調べていたところ、その表面にタイル状の構造が存在しており、それが周囲の大気とホタルの身体の屈折率の差を小さくしていることを発見しました。
つまり、それによって発光がより強くなっているのだそうです。

研究チームは、そのタイル状の構造をポリマー素材を利用して再現し、それを通常の発光ダイオードに装着させました。
それが今回開発された「ホタル式LEDライト」というわけです。
(ホタルといってもホワホワと点滅するわけではないです。)
実験を行なった結果、開発したもののうち緑色のLEDライトは、なんと同じ電力で60パーセント増の発光をすることができたそうです。

この技術を用いて、スマホやテレビのディスプレイなどの製品で、さらなる省エネ化を図れるとのことです。

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