平面撮り

2Dのモノ、つまり絵画や写真といったモノをキレイに撮るにはどうしたらいいか?
2Dという平面を撮影するのは、3Dである立体の被写体を撮影する時とはまた違います。
そもそも普通のカメラボディーとレンズは平面撮りに適してはいないのです。というのは、歪曲(わいきょく)という歪みが生じるからです。
本来煽り等が可能な大型カメラでまっすぐな線の平面撮りが理想ですが、一眼レフでできるキレイな平面撮りができるポイントを見ていきましょう。

まずポイントは被写体とカメラの位置です。一枚の絵画を撮るとします。
設置してからカメラで構図を決めるのではなく、絵画の中心に対面するようにカメラを設置します。
つまり絵画のちょうど真ん中にカメラが位置するということですね、そして大切なのは絵画の全面とカメラが平行に位置しているということです。絵画を中心にカメラを動かしながら設定します。
そしてもうひとつ、レンズは広角過ぎると歪曲が顕著に表れるのできをつけましょう。
ズームレンズでは25-30mm前後で撮影すると歪曲が最小限に抑えられます。

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