フードスタイリストのお仕事

最近ではよく耳にするようになった言葉のひとつに「フードスタイリスト」というのがあります。
雑誌や広告、さらにはCMやテレビの番組、映画の現場にて料理が扱われる際に、いかに美味しそうに見えるようにするかという、料理における演出家とでもいえる職業です。
フードスタイリストのひとりに、「ごちそうさん」の全編に関わりその名がさらに定着した飯島奈美さんがいます。「ごちそうさん」でフードスタイリストという言葉も広がりましたが、飯島さんは、2006年の映画「かもめ食堂」や2009年「南極料理人」、深夜枠でも根強いファンの多いテレビドラマシリーズの「深夜食堂」など料理がでてくる映像に随分と関わってきました。
私たちが普段目にする、広告、CM、レシピ本などの中の料理には、「見ているだけで食べたくなる」といったものも多いですよね。それが訴求力です。
料理を撮影する場合には、自分がフードスタイリストの立場であるかのように、どうやったら「美味しそうに見える」のか、ということを考えて色合い、配置、食器、背景などを総合的に演出する必要があります。
日々目にしているCMや雑誌、広告、テレビドラマの中にプロのフードスタイリストの仕事がちりばめられていると思うと、ちょっとした写真、短いシーンの中の料理にも目が離せません。
「あ、おいしそう」と思ったものを実際に自分でつくってみて、見たように真似てみることも「おいしそうな料理」の写真撮影の勉強になります。

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「ぼくの道具」

平凡社のWEBで、石川直樹さんが愛用する旅の道具を紹介するエッセイがありました。それが改めて「ぼくの道具」というタイトルで刊行しました。
WEBにアップされている頃から拝読していたのですが、これが面白い!
旅の道具、写真の道具、とひとことで言っても、そこは七大陸最高峰登頂を達成している石川さんだけに、ほかの人の「道具」とはちょっと違います。
だからこそ紹介される道具の中には私たちが一生使うことはないだろうものもあります、それゆえに、標高の高い雪山、別世界ではそれぞれがそんなにも大切な役割をするものかと感心してしまいます。
石川さんの撮影場所は「ちょっと写真撮ってくるね」と言って出かけられる場所ではないからこそ、道具の数も種類も選び抜かれています。石川さんの作品を見て、この本を読むと、あの雪山はこんな道具とともに到達して撮影されたものなんだと、そんな見方もできます。
厳しい環境下で過ごすための道具、そしてその環境で写真を撮る道具。道具ごとに書かれたエッセイは何度読んでもどこから読んでも読みごたえがあります。
刊行を記念して2月8日、HMV&BOOKS TOKYOでミニトークショーがあります。石川さんが愛用の道具を実際持って来てくださるそうですよ。トーク終了にはサイン会もあり。

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『ドローン』

最近、やたらと世間を賑わせているドローンですが、一体ドローンとは何なのか。

無人での飛行が可能な航空機の総称をドローンというらしく、ドローンと呼ばれる機
体には様々な大きさ・形状・用途があり、軍事用のドローンは米軍が攻撃や偵察の目
的で実際に運用していることが知られています。
最近話題になっているドローンは遠隔操作を行うことができ、最新のラジコン飛行機
といったかんじのもので、簡単に手に入るようです。
ラジコンよりも高く飛ぶことができ、飛行の安定性も抜群(らしいです・・)。操作
も簡単で、スマートフォンを使用し飛ばすことができるとのこと。

さらに3機軸による安定化を実現したフルHDカメラを搭載しているカメラ付きのド
ローンもあり、プロフェショナルクオリティの空中写真・動画を撮影することもでき
ます。
実際にドローンを使って撮影した映像を観ると、画質がとても良くて、ベタですが鳥
になった気分を味わえます。

高性能のカメラ付きドローンの価格は10~20万円ほどしますが、最近では安価なカメ
ラ付きモデルが1万円前後で販売されていて、人気が高まっているようです。

こんなに魅力的な機能を備えているドローン。
僕も欲しいと思ってしまいましたが、このご時世、ドローンを持っているだけで白い
目を向けられそうで怖いですね・・・(苦笑)
ドローンに関するルールはまだ未整備ですが、マナーを守って使用しましょう!

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『VR酔い』

VR酔い(3D酔い)という言葉があるのをご存知でしょうか。
ゲームなどでVR(バーチャル・リアリティ)を体験した後に感じる、めまいや吐き気、発汗、失見当識など乗り物酔いのような症状のことを表す言葉らしいです。

乗り物酔いは、揺れや加速・減速の際に、体に加わる加速度によって三半規管が刺激された結果起きる自律神経の失調状態のことをいうのですが、このVR酔いは三半規管の異常でおこるものではないため、酔い止めが効きません。
身体が揺れていないのにナゼか酔っちゃうんですね。

VR酔いの原因については、まだまだ研究段階らしいのですが、目から入るスクリーン上の動きと体が感じ取る実際の動きの感覚とが一致しないために、失見当識や吐き気などを感じるのではないかと考えられています。
つまり、映像から感じる仮想体験がリアルすぎてワケ分からなくなる、と。

最近は写真も動画も4Kが主流になりつつあり、よりリアリティのあるものが好まれる傾向にあります。
とはいえ、この問題はVRの世界において大きな障害であることには変わりなく、早期解決が望まれています。

今後、バーチャルリアリティはゲーム以外にも私たちの生活に密接に関わってくることもあり得ますからね・・・。

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『LEDボーリング』

吉祥寺にボーリングセンターがリニューアルオープンしました。

・・・って、ブログに書くようなこと?しかも今更ボーリング??
と思われそうですが、このボーリング場が他の店舗と異なる点は、LED照明を多用していること。

弊社でも取り扱いしているLED撮影機材が、写真や動画撮影の業界の発展を少なからずサポートしているように、LED照明がその業界の発展を支える例は、度々ブログに取り上げたように最近よく見られます。

ボーリング界もその一つになるでしょうか。
実際のところ、小学生の頃はよく家族で行ったボーリングですが、最近では全く行かなくなりました。
地元の近所にあったボーリング場も、今はもう閉鎖されていて違う店舗になっています。
ボーリング業界自体が衰えているという寂しい現状があるようです。

そんなボーリングをまた盛り上げようと言っているかのようにオープンした、吉祥寺第一ホテルの地下1階の東京ボーリングセンター。
このボーリング場はレーンを踊るLEDライトに加え、ピンも7色に光るデザインを採用するなどボーリング場の常識を覆す光と音の演出でゲームを盛り上げてくれます。
ボーリング場というより、ナイトクラブのような雰囲気の空間で、大人も楽しむことができます。

2020年の東京オリンピックの種目にも採用される可能性のあるボーリング。
LED照明が盛り上がりを再燃させるのに一役買っているんですね。

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