『東京都写真美術館』

写真好きなら、誰もが一度は訪れたことがあるであろう?東京都写真美術館。

恵比寿ガーデンプレイス内にあり、国内外の著名作家の個展や、映像の祭典「恵比寿映像祭」などを開催しているほか、約4万冊の写真・映像に関する図書、および約1500タイトルの雑誌を収蔵しています。

日本における写真・映像文化の充実と発展を目的に、1995年に総合開館した美術館ですが、現在は大規模改修工事のため休館中。
どのように生まれ変わるのか、とても楽しみですね。

ちょっと調べてみたところ、、、まず恵比寿駅側のエントランスを分かりやすくし、駅からアクセスしやすくなるそうです。
また、2階ロビーから3階へ続く階段を無くし、1階で営業していたミュージアムショップを移転、その分1階のカフェを拡張。
他にも、1基のみのエレベーターは2基に増設したり、展示室内はLED照明に変更したり、壁面や床を白色でまとめて全体的に明るい雰囲気にしたり。
とにかく、より利用者がつかいやすい美術館になるみたいです。

それにしても結構大規模な工事ですね。
総事業費は20数億円ほどという噂・・・。
リニューアルオープンは2016年9月頃の予定だそうです。

撮影機材・LED照明の専門店

『オーストラリアの夜空に謎の光』

2016年1月3日、オーストラリアの首都キャンベラで、夜空に謎の光が現れたそうです。
一体何がおきたのでしょう?
その正体をめぐって、さまざまな憶測が飛び交っています。

https://www.youtube.com/watch?v=bIeZkE2DkjM

雷光がほとばしる夜空に突然、球状の謎の光が表れて、弾け散るように消えていきました。
このような異様な光景は誰も見たことがありません。

この現象はツイッターやフェイスブックなどに拡散され、その正体についての様々な意見が飛び交いました。
もちろんUFO説が多いようで。
専門家たちは雷の一種だと主張しているそうですが。

UFO説を補強する事実として、オーストラリアでは過去にも、クイーンズランドのとある山中に、激しい光と共に何かが落下したという事がありました。
炎を上げて木々が燃え出したそうです。

この光景を見た近隣住人達がレスキュー隊に通報。
飛行機が墜落したのではないかと思われていましたが、飛行機が墜落前に発するはずの無線救難信号は出ておらず、山中を捜索した結果、飛行機が落下した形跡はまったくなかったといいます。

そして警察は、最近この地域を飛行していた機体に関しての調査を行ないましたが、飛行機は1機もなくなっていなかったそうです。
つまり、飛行機の墜落ではなかった。
何かが山に衝突したことは確からしいのですが、いまだ謎に包まれたままだそうです。

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春の写真撮影

四季それぞれ、光が違うところが春夏秋冬ある国に住んでいる趣深いところでもありますよね。
写真を撮るとそれが如実にわかるところも、屋外で写真を撮る面白さでもあります。
例えば同じ午前中の時間帯でも夏の光は真上から強く刺してきますが、冬の光は斜めから柔らかな光、といったように出来上がった写真を見るだけでもコントラストが違えば、色合いも違ってきます。
春と秋はちょうどその中間で、行楽の季節とはうまくいったもので、まさに出かけやすい季節。
そんな季節はまた光の塩梅も写真の撮影がしやすい季節かもしれません。
ただでさえ、周りの花々が芽吹き、近所を散歩するだけでもちょっとした発見があったりとウキウキする季節です。
そんな、春の季節には写真撮影会も全国各所で開催されています。
町おこしの一環で開催されるものから、写真家や教鞭をとっている先生を招いての写真撮影会などまでさまざまです。
個人でお気に入りの場所へ出かけて「春の光」を撮影するのもよし、グループに参加して情報交換をするのもよし、知らない土地での撮影で新たな発見や、写真家からのアドバイスを受けるのもいい機会です。
ちょっと検索してみて、身近な写真撮影に参加してみるのはいかがですか?

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『GE社が電球形蛍光灯廃止へ』

ゼネラル・エレクトリック社(GE)から、重大な計画が発表されました。
アメリカでの「電球形蛍光灯」の販売・製造を今年いっぱいで終了し、最もエネルギー効率の良いLEDにシフトすると言うのです。

「電球」と一口に言っても、いろんなタイプがあり、それぞれにメリット・デメリットがあります。
白熱電球は安いけどすぐ切れるし、電球形蛍光灯は明るくて長持ちするけどすぐ明るくならないし、有害物質の水銀を使っています。
LEDは長持ちして省エネでもありますが、値段が高いのがネックでした。
白熱電球が廃止の流れになっているのは周知の通りですが、いよいよ蛍光灯も。

さまざまな「電球」が併存する今、GEはLEDに向けて舵を切る理由をいくつかあげています。
まずLEDの価格が十分リーズナブルになってきたこと。
もちろん白熱電球や電球形蛍光灯に比べればまだまだ高いんですが、その差は年を追うごとに縮まり、今やメリットのほうがはるかに大きくなっています。
GEはまた、LEDならすぐに明るくなること、色を変えられること、そしてスマートホームアプリなどと接続できることも、電球形蛍光灯を打ち切る理由としてあげています。

GEは安価なスマートホームLED「Link」を発売していて、スマートフォンを使って、時間帯やタスクに応じたライティングに調整することができます。
さらに、LEDをより手頃な価格にし、電球を単なる照明以上のことに使い始めようとしているのです。

LEDのIT化は今後ますます発展していくんでしょうね。

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ミュウミュウのショートフィルム

ミュウミュウが2011年にスタートしたショートフィルムプロジェクト「女性たちの物語(MIU MIU WOMEN’S TALES)」の最新作、第11弾目が開催中のニューヨークコレクションで発表されました。
物語は女性がテーマ、そして監督もすべて女性監督によって制作されたショートフィルムプロジェクト。第11弾目の作品「SEED」を手がけたのは河瀬直美監督です。主人公の少女を演じるのが安藤サクラさん(衣装はもちろんMIU MIU)、音楽がサカナクション、そしてスチール担当がレスリー・キー!
そそられないわけがありません。
ショートフィルムゆえに、監督も女優さんもそれぞれの持ち味のいいとこ取りです。
美しい情景は一時停止にしてそのまま切り取った写真のように美しく、逆を言えば美しい写真をつないで映像にしたようなショートフィルムです。
選りすぐり監督たちの作品で、第4弾では菊地凛子さんも出演しているマッシー・タジェディン監督の作品「It’s Getting Late」、第8弾ではユーモラスでポップな映像美が楽しいミランダ・ジュライ監督作品「Somebody」と、ここでしか見れないものが多くあります。
それにしてもトップブランド、乙で絶妙なプロジェクトを打ち出します。
素晴らしい作品をサポートし、観るものを楽しませてくれ、そして何よりもブランドイメージを高め、アピールできるのですから。

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アニー・リーボヴィッツ「WOMEN」巡回展、東京

写真ジャーナリストとしてキャリアをスタートし、これまでに様々な雑誌、広告などで活躍し、なかでもポートレートにおいて印象に残る写真を多く残しているアニー・リーボヴィッツ。
ポートレートシリーズ「Women」は1999年に写真集として刊行され、その同名「WOMEN」として新作肖像写真を世界巡回展としてUBS主催で開催されます。
2016年1月16日からロンドンで開催され、その次に東京で2月20日から開催されます。
世界巡回展はなんと10都市で開催される予定です。
リーボヴィッツがとらえた被写体は政治家からダンサー、母親といった様々な女性たちで
撮影方法も様々です。
なかには、アーティスト、シンディー・シャーマンを捉えていたりと興味深いセレクションです。
写真展では新しい新作から、初期のオリジナル作品や未公開作品も展示されるということでリーボヴィッツファンには嬉しい展示会です。
東京展示の期間は3月13日まで、会場はTOLOT/heuristic SHINONOMEです。

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アラーキーの愛弟子

アラーキーの愛弟子、野村佐紀子さんの個展がAKIO NAGASAWAにて開催されます。
野村さんといえば、これまで男性、女性ともに艶めかしくも美しい写真が印象的ですが、とくに近藤良平さんの写真集は、ページをめくる指にインクが移るのではないか、というほど濃淡の美しい白黒写真が記憶に残る名作です。
こちらは2006年刊行の作品ですが、その後パリフォトでも出版社のbookshopMのブースでも見かけ、格好よさが際立っていたのも印象的でした。
白黒写真以外でも野村さんがシャッターを切ると、色気が薫り立つようなカラー写真があります。すこし前ですが2005年に世田谷パブリックシアターで公演された「禁色(きんじき)」のポスター撮影を手がけています。ダンサーは伊藤キムさんと白井剛さん。着衣なのに、屋外なのにそのかもし出される色気がすごい。
そんな野村さんが初めてソラリゼーションで制作したシリーズの写真展ということで、興味は倍増です。ソラリゼーションというとマン・レイの作品が思いつきやすいですが、野村さんのそれはまさに漆黒という言葉があてはまる吸引力がある作品。
ぜひ足を運んで観たい展示会です。

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アルノ・ラファエル・ミンキネン

今年で第4回目を迎える、京都での国際写真祭。
約一ヶ月間の写真祭では京都の街の中で、京都らしい個性的な場所での写真展や、ワークショップやポートフォリオレビューなども写真製作をしている学生さんから、プロまで満喫できそうなプログラムが組まれています。
今年2016年のテーマは「Circle of Life いのちの環」。
柔らかなグラデーションと、モデル業の傍写真を撮り始めた生来からの独特な感性で人気のあるサラ・ムーンももちろんですが、今回この京都国際写真展2016年での展示作家の中で注目したいのはアルノ・ラファエル・ミンキネン。
日本ではあまり知られていないのですが、ヨーロッパではもちろんアメリカでも大変評価の高い写真家の一人です。
ヘルシンキ生まれのフィンランド人の写真家ですが、子供の頃にアメリカに移住し、写真家としての活動は現在でもアメリカです。写真家としてだけでなく多くの大学で教鞭をとり、その間にもヨーロッパでワークショップやコラボレーションに参加しています。
ミンキネンの写真の特徴はなんといっても自然と身体表現を融合させた独自のものです。言葉にすると陳腐ですが、ぜひリンクしたミンキネンのHPで彼の作品を見てみてください。
「どうやって撮ったんだろう」「こんな視点があったんだ」といったように驚いてしまう身体を用いたセルフポートレートには何度見ても見入ってしまいます。
ミンキネンの代表的な作品だけでなく、京都で撮り下ろした作品もあるとのことでそちらも楽しみです。
写真表現はまだ未知分野と言われますが、ミンキネンが何十年も前に確立したスタイルと撮影方法、ミンキネンの世界を見れるいい機会です。

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『スローモーション動画』

アメリカのYouTuber、「The Slow Mo Guys」の制作するスローモーション動画が大人気です。
YouTubeのチャンネル登録者数は500万人超え、総視聴数はすでに5億回超え。

https://www.youtube.com/watch?v=np68FhljCb8

このチャンネルを作っているのは、イギリスでフィルム制作や俳優をしているガヴィンさんと友達のダンさん。
2010年8月に開設して現在までに60のビデオをアップしています。

本格的なカメラ機材を用いて、色々な凄いスローモーション映像があります。
神秘的で美しい映像から、科学的で興味深いものや爆笑モノまで、内容は多種多様です。
照明機材もちゃんとしたのを使っていそう。
彼らは高性能なハイスピードカメラを使って、エアバッグからネズミ捕りにいたるまであらゆるものをスローモーションで撮影し、科学と笑いを融合させた動画を作成してきました。

たとえば、2人はスイカに大きな爆竹を仕込み、1人をスイカのそばに座らせ、爆発させたり。
その様子は1秒間に2万5000コマを撮影できるハイスピードカメラで撮影されたそうです。
オレンジ色のせん光が瞬き、スイカが細かく破裂し、男性がゆっくりと果肉と果汁にまみれていく様子が映し出されています。

ちなみにそのハイスピードカメラは1000万円くらいの超高級機材だそうですが、ガヴィンさんはこれを会社から借りて、撮影しているんだそうです。
よく怒られませんよねえ。まさか無断とか?

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美術手帖のレスリー・キー

美術出版社の月間「美術手帖」のなかで楽しみのひとつなのが、レスリー・キー氏撮影の「Beautiful Inspiration」という企画シリーズ。
誰もが知る画家をモチーフに毎回違ったモデルを起用して撮影した、まさにオマージュと言えるシリーズです。とにかくかっこいい、そして面白い。
毎回本当に面白いのですが、これまでに印象的だったのは、ジョルジュ・ルオーと田辺あゆみ編や、クリムトと秋元梢編、ルノアールと壇蜜編などなど。ああ、ゴッホと樹木希林×内田也哉子編も素晴らしかった、企画を通り越して作品と言いたくなるほどです。
このシリーズ、芸術家とモデルの組み合わせもさることながら、そこにデザイナーの衣装が絡んでくるのがまた面白いんです。ジョルジュ・ルオーの回はケンゾー、クリムトではジバンシィ、ルノアールではソニアリキエル、そしてゴッホはドリス・ヴァン・ノッテン。
芸術家とモデルとデザイナーの組み合わせが秀逸です。
それに素晴らしい照明でレスリー・キー氏の撮影が冴え渡る感じで、やっぱり見入ってしまいます。
そしてアートディレクションが井上嗣也氏ということで納得です。
井上嗣也氏というと、あの宮沢りえさんの写真集「Santa Fe」のアートディレクションを手がけた方というとピンと来るでしょうか。
このレスリー・キー氏と井上氏のコラボレーション企画、2016年の美術手帖ではまだお目見えしてないのですが連載は終わってしまったのでしょうか。ぜひ続投していただきたいのですが。それまでの間バックナンバーをチェックする価値も大いにあります!

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