海外でも有名な日本の色とりどりの紅葉。
落葉樹のみが紅葉しますが、落葉樹ならば世界の各地に存在しています。
日本の紅葉が多彩なのは、北米大陸や欧州よりも落葉樹の種類が多いからだそうです。
なんと日本の落葉樹の種類は世界の他の大陸に比べ倍以上。
日本の紅葉の象徴とも言えるもみじもまた、日本特有ですね。
カナダのメープル街道など、カエデ科で有名な紅葉地もありますが、葉が小さめで真っ赤に染まる日本のもみじと外国のカエデとは種類も違うようです。
外国人にも人気な日本での観光シーズンは桜の春と紅葉の秋。
視覚からダイレクトに日本の風景を楽しめる桜や紅葉は、四季がはっきりしている土地の恩恵です。
桜同様、毎年季節が回ってきても紅葉を楽しみ、写真に収めたくなります。
場所、日程、時間によって刻々と表情を変えるからこそ、飽くことなくシャッターチャンスを探ります。
みなさんは今年の紅葉はどこで楽しみ、撮影しますか?
『ダムマニア』
「撮り鉄」などと呼ばれる鉄道マニアは、テレビなどのチカラで大分世の中に周知さ
れたように思いますが、「ダムマニア」も最近ひそかなブームらしいです。
ダムをテーマにしたフォトコンテストもあるくらいですからね。
たしかに、緑豊かな山中の人工的な湖と、途方も無くスケールの大きい土木構造物っ
て、それだけでフォトジェニックですよね。
日本一大きいダムとして有名なのは黒部ダムですが、その高さはなんと東京タワー
のおよそ半分の186m。
観光客も多いので、駅やバスの公共手段も整備されているのですが、駅は標高2450m
の高所にあり、これまた日本で最も高い位置にある駅だそうです。
では、世界で一番高さのあるダムはどこにあるのだろうと調べてみたところ、世界で
一番高いダムはお隣中国の錦屏ダム305m。
日本一の黒部ダムが186mですから、とんでもない高さですね。
しかし、それを上回る314mの双江口ダムを現在建設中とのことで、完成は2022年予
定。
中国は2030年までに化石燃料以外からの電力を20%に増やす目標を掲げており、水力
発電能力を増強していて、このダムが完成すれば環境にも良いとしているそうです。
ダム建設は、多額の税金投入と自然破壊の面から、良くない風潮の時期もありました
が、このように水力発電や、洪水調節などの良い面もたくさんあるんですね。
ちなみに日本のダムには、行けば貰える「ダムカード」なるものが存在し、全国約
300ヵ所のダムで配布されています。
わざわざ山奥まで足を運ばないとゲットできないレアさがまた、マニアを惹き付ける
んでしょうね。
『ロボット』
テレビを見ていると、芸能人の家ってルンバ率高いですよね。一般的にも今欲しい家
電製品ランキング第一位はルンバらしいです。
ルンバは日々進化していて、先日も新しいルンバが発表されたばかり。
新しいルンバ「ロボット掃除機 ルンバ 980」は部屋の状況を瞬時に判断して行動す
る思考・行動に加えて、新たにvisual simultaneous localization and mapping
(vSLAM) と呼ばれる画像認識技術を導入していて、家全体の間取りを正確に把握し、
位置情報を判断するという機能が備わっています。
これにより、複雑な間取りや障害物の多い環境でも、これまで以上に隅々まで、効率
的にお掃除してくれるようです。
おまけにWifi機能も搭載されていて、スマートフォンからの操作が可能になったこと
で、より使いやすいお掃除ロボットへと進化しています。
ルンバに限らず、ロボットの技術的進歩は目覚ましいですよね。
最近では人型ロボットペッパーくんも話題になりましたね。
ペッパーくんはマイクやセンサーを使って人の感情を読み取り、会話することができ
るのが特徴。
決して安くない価格にもかかわらず、販売開始からわずか1分間で完売という人気ぶ
り。
一家に一台ロボットがいる時代はすぐそこまで迫っているのかもしれませんね。
『EcoQube C』
昔、熱帯魚ブームってありましたよね。
ウチでも飼っていたことがありましたが、水をこまめに交換しないとすぐ藻が生えて汚くなっちゃうんですよね。
「EcoQube C」はLEDライトと、エコな発想で出来た水槽です。
https://www.youtube.com/watch?t=2&v=viLYuRb0-Os
これは、植物を利用して水質を維持するので、一度設置したら、ほぼ永久に水の交換が不要なんだそうです。
水槽の水面上にスポンジが浮いていて、そこに植物が植えられている。
スポンジに吸収された魚のフンやエサの残りなどがスポンジ内蔵の微生物に分解され、植物の栄養となる、という仕組みです。さらにその植物が元気に生きれるようLEDを上から照らして植物を育てるという。
つまり、自然の仕組みと同じだというわけです。
結果、水を交換する必要がなくなるんですね。
ちなみに、、金魚など大食いで排泄物が多すぎる魚はあまりよくないらしく、ベタやグッピーが推奨されています。植物による洗浄能力にも限界があるってことなんですね・・・。
水槽のサイズはで約20cmの正方形で、水は約6リットル入ります。
デスクトップに置けるコンパクトサイズっていうのも嬉しいですね。
『Light L16』
スタートアップカメラメーカーの企業 Light が、興味深いカメラを発表しました。
16個ものレンズを持つコンパクトカメラ、「Light L16」です。
ポケットサイズながら、デジタル一眼レフカメラ並みの高画質を得ることを目指したカメラとのこと。
https://www.youtube.com/watch?v=cW3rx7jiX8E
なんじゃこりゃ~。
顕微鏡で見た細胞のような見た目で、今までに見たことのないカメラです。
気持ち悪いけどカッコいい。
なんたって、レンズは全部で16個もあるんですから。
もちろん、むやみやたらに16個ついているのではなく、焦点距離が35mmと70mmのレンズが5つずつ、150mmを6つ搭載したカメラなんです。
シャッターを切ると、全16個のうち10個のレンズが同時に撮影を行ない、それぞれ異なる焦点距離の画像を合成し、最大で5200万画素の解像度の写真を作ってくれます。
また、複数レンズでの撮影のため、複数のピントが存在します。ということは、撮影後にピントを合わせられるんですね。これは便利。
おまけに、4Kでの動画撮影もできるそうです。
もちろん、レンズを16個も搭載するのですから、価格もそんなに安くないんですね。
一般発売での価格は1699ドル(およそ20万円)を予定していて、現在 Light のサイトでは予約を受付中。
出荷は2016年の夏頃の予定だそうです。
これによってカメラ革命が起こるんでしょうか。
『パン』
過ごしやすい日がつづいていますね。すっかり季節は秋です。
秋といえば、食欲の秋。
https://www.youtube.com/watch?t=70&v=sh-u1M3gqZk
これは、ひたすらパンが焼き上がる様子を写している動画です。
見ているだけでよだれが垂れてきます。
まるでパンが生きてるみたいな迫力の撮影ですね。
ところでパンの本場フランスのパリでは、4年に一度、パンのワールドカップが開催されています。
「マスター・ドゥ・ラ・ブランジェリー」という大会で、味や見た目はもちろんのこと、作業の正確さやスピード、更には衛生面まで厳しく見られ評価されるらしいです。
各部門の優勝者には「マスターベイカー」の称号が与えられます。
パンといえば欧米というイメージがありますが、この大会の2014年で優勝したのは、なんと日本人。
しかもあの有名な「神戸屋レストラン」のパン職人だというではありませんか。
自分が受賞したわけではありませんが、なんだか嬉しいですね。
『新型iMac』
アップルから新型iMacが発表されていますね。
画面の解像度は現行モデルと同じ5120×2880であるものの、色域が「DCI-P3」と呼ばれる標準規格へと拡大されました。
このRetinaディスプレイは、一段と広くなった新しい色域を持ちます。
これまでよりも25パーセント多い色を再現できるそうで、表せなかった色域も表せるようになり、RAW画像の現像などに力を発揮するディスプレイに進化を遂げているようです。
写真や動画をメインに使用しているmacユーザーにとっては嬉しい変化ですね。
これはRetinaディスプレイに使うLEDを、標準的な白色LEDから赤・緑色のLEDへと切り替えることで、赤、緑、青の3色すべてがより均等に表現されるとのこと。
写真やビデオはこれまで以上に現実の世界に近いものになるだろう、とアップル社もアピールしていて、ディスプレイの変化には自信を持っているようですね。
また、キーボード、トラックパッド、マウスもさらっと新デザインになっています。
画質が良くなるのは嬉しいのですが、価格もそれ相応になっているところが痛いんですよね。。。
THE TOKYO ART BOOK FAIR 2015
今年も始まります、THE TOKYO ART BOOK FAIR 2015。
2009年に始まった、アート出版に特化した日本で初めてのブックフェア。
出版界の厳しさは年々増していくと常に耳にすることですが、写真をモニターで見るのとプリントして手に取るという違いと同じように、紙媒体好きは健在です。
実際に、このブックフェアでも国内外の出版社、ギャラリー、アーティストら約300組が出店をして、3日間の日程で1万人以上の来場を記録しています。
アートブック、ドローイング、写真などなど、世界中に美しくて素敵な、摩訶不思議な本がたくさんあるんだということを気づかせてくれる、そんなブックフェアです。
今年の開催期日は9月19日から21日。会場は外苑前の京都造形芸術大学・東北芸術工科大学外苑キャンパスです。
イベントも盛りだくさん。
例えば、9月19日の17時からのオープニングトークでは「ZINES OF OUR TIMES – アートブックから始めるアート」と題し、「here and there」の林央子氏、アーティストそしてTOKYO ART BOOK FAIRマネージャーでもあるミヤギフトシ、そしてアートブック好きにはたまらない、Nieves代表のベンジャミン・ソマホルダー、このお三人でのオープニングトーク。これだけでも行く価値があります。
触発されること間違いなしのこのブックフェア、3日間だけれど、ぜひ計画を立てて行ってみたいアートブックフェアです。
カメラ女子招集
先日、町おこし的なイベントでインスタグラムを利用している海外のお話をしましたが、今日は香川県での話題をひとつ。
香川県観光協会が、来年の瀬戸内国際芸術祭に向けて、女性旅行者の呼び込みPRの一環として、カメラ女子を香川県の観光スポットに3泊4日で招待するということです。
国内最大のカメラ女子サークル「東京カメラガールズ」のメンバー約50人を県に招待し、観光スポットに案内、その際に撮影した写真をSNSなどで発信し、女性の目線から、そして彼女たちが撮影した写真をSNSで発信することによって不特定多数に県の魅力を伝えられるという、いわばプロジェクトですね。
さらにカメラ女子たちによって撮影された写真は、自治体がPR素材として使えるようにしたり、写真展を開催したりなど、写真の特性を最大限に活かした素晴らしいアイデアの観光アピール+プロジェクトですよね。
参加者は風光明媚の観光スポットへの3泊4日への撮影旅行を享受し、ホスト側の香川県は、女性向けのPRを、女性が撮影した写真とともに宣伝ができるという、一石二鳥、まさに両得の試み。
こんなプロジェクトなら、参加したいですし、主催者側としても斬新な県としての注目度と、SNSによるPR拡散が期待できそうです。
『LEDでデジタルアート展』
「チームラボ」が企画したデジタルアート展が、東京都銀座のポーラミュージアムアネックスで開かれています。
「チームラボ」はプログラマ、エンジニア、CGアニメーター、絵師、数学者、建築家、ウェブデザイナー、グラフィックデザイナー、編集者など、デジタル社会の様々な分野のスペシャリストから構成されている「ウルトラテクノロジスト集団」で、アート・サイエンス・テクノロジー・クリエイティビティの境界を曖昧にしながら活動しています。
今回の展示内容は、チームラボが独自に開発した「インタラクティブ4Dビジョン」を用いた、新作インスタレーション作品「クリスタル ユニバース」。
LEDによる無数の光を空間に「粒子」として配置し、 宇宙空間における光の動きを表現したという。
作品にはスマートフォンからアクセス可能で、 スマホ上で「星」を選んで、作品に向けてシュッとスワイプすると「宇宙が創られる」というインタラクティブな仕掛け。
約7万個のLEDが自分や他人の操作でダイナミックに変化する、不思議な宇宙空間が楽しめます。
入場無料で、撮影OK。今月27日まで開催されています。