インスタグラムの人気料理写真

モデルでパーソナリティーも務める高山都さんのインスタグラム、料理写真の撮り方に注目です。
フォロワーが9万人を超えるインスタグラムでは日々のごはんを投稿したり、モデルとしての撮影写真や、パーソナリティーの仕事風景などの写真があります。料理教室に通いながらも色とりどりで美しい盛り付けの食卓やお弁当などはすでにプロ並みな見栄え。
初の書籍となる『高山都の美 食 姿「したたかに」「自分らしく」過ごすコツ。』という本を刊行しています。
インスタグラムでのお料理写真は一つ一つのお皿は真俯瞰の写真が多く、自然光で撮影され、食卓の全体の様子は斜俯瞰で撮影され、夜には白熱灯の照明で全体を撮影されている時もあります。
面白いのは、料理のみの写真だけではなくて、高山さんが実際に料理やお酒を配置しながら撮影をする様子なども見れることです。実際に使っているカメラ機種の記載もあります。
料理を真俯瞰で撮影するのって難しいんですよね。光が上からならばもちろんのこと撮影する自分で料理に影を作ってしまいますし、お皿が大きければ、全体を入れるためにカメラ位置を高くしたまま自分で距離を維持しなければいけませんし、真上から撮影する真俯瞰だから三脚を使うのはちょっと、、
だからこそ、一皿写真の真俯瞰での料理写真はほぼ斜横から射す自然光で撮られています。
料理写真を撮影する際にテーブルクロスやナプキン、カトラリー、グラス、飲み物など凝ってしまいがちですが、高山さんの真俯瞰写真では木材のテーブルにそのままお皿とお箸またはフォーク、時々飲み物も添えられて撮影したとてもシンプルなものです。ゆえに食材、色艶がダイレクトに伝わって見やすい料理写真です。
ブログで料理写真をあげている方や、SNSで料理写真を投稿されている方にとっても、写真の撮り方、構図、配置など参考になる点が多いのではないでしょうか。
とっても奥深い料理写真。いろいろな人の写真を見たり、取り方をちょっとづつ変えながら試してみたり工夫と試行が必要です。
ちなみにすでに参加受付は終了しましたが、高山さんの書籍の刊行を記念して代官山蔦屋書店にてトークイベントが9月に開催されます。

撮影機材・LED照明の専門店