銀座でアラーキー

銀座のシャネル・ネクサス・ホールでの「荒木経惟×ギメ東洋美術館 東京墓情」が始まりました。
アラーキー曰く:
アタシはもう、棺桶に片足を突っ込んでるの。
あの世で自分が撮る写真はどのようなものになるのか、探ろうとしているわけなの。
というコメントするのは、自身が患ってきた病と対峙してきたことも大きく意識の中であるでしょう。にもかかわらず、ものすごい熱を感じさせるほどの精力的な活動のアラーキー。
凄まじいほどの勢いで作品を制作していくのは、国立新美術館で個展を終えた草間彌生さんの創作力のエネルギーを思い出させるほどです。
現在タカ・イシイギャラリーで開催中の個展に続き、シャネル・ネクサス・ホールでの開催は7月23日までです。そしてこれに続き、待ちきれない東京都写真美術館での「荒木経惟 センチメンタルな旅 1971-2017-」が7月25日から始まります。
2004年にシャネル銀座ビルディングのオープンとともにシャネル・ネクサス・ホールでの活動がスタートしたそうです。昨今興味深い展示会やインスタレーションなどのニュースをよく耳にしますね。
たとえハイファッションに興味がない人でも、ハイファッションブランドが芸術に寄与し、社会にそして一般市民にこういう形でもたらしてくれるのは嬉しい恩恵ですよね。
入場は無料、12時から20時まで開館です。ぜひ!

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