『ドローンポリス』

イギリスは意外と治安が悪く、監視カメラが至る所に設置されているそうです。
カメラの存在についてはプライバシーの問題もありますから、場所によっては賛否両論あるでしょうが、そんななか検討されているのが、空飛ぶ監視カメラの導入です。
つまりドローンを飛ばして防犯社会化しようとしているらしいのです。

現在、ドローンのプログラムを指揮する管理官を募集しているようで、人間に代わって警備隊の1チームとして正式導入するかどうかは、6ヶ月間のテストを行なって決定する予定とのこと。

そしてドローンを導入することのメリットについては、行方不明者の捜索や、野生生物の乱獲取締り、また火災発生時など、崖や森林地帯などアクセスしにくいエリアで、ドローンを使って画像や動画を撮影することで、生死に関わる情報を迅速かつ安全に入手できれば、より効率的に対処にあたることができるとしています。

実際導入が検討されているエリアでは、イギリスの他のエリアと比べれば地形的に人が入り込みにくい場所が多いそうで、ドローン隊が請け負うことになるであろう任務は、従来ヘリコプターによってされていた仕事です。
そう考えれば、ドローンは合理的かつ効率的に任務にあたれることでしょう。
しかし、住民からは不安の声があがっているのも事実です。

ただでさえ監視カメラが多いうえに、飛んで動くカメラまで導入されてしまえば、公共の場でのプライバシーというのは一層損なわれていきますからね。
また、警察内部からも懸念する声があがっていて、AIと同じで、人の仕事が奪われていくのではないかというの不安です。
まあ善良な一市民にとっては犯罪が減ってくれれば、願っても無い話ですけどね。

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