『ドキュメンタリー映像』

写真家のホンマタカシさんが、北海道・知床半島の斜里町で行われているエゾシカ猟を6年前から取材して完成させた、ドキュメンタリー映画「最初にカケスがやってくる」。
個人的にたいへん興味深い映画ですが、今のところ上映未定だそうで。。。

知床の地で行なわれるエゾシカ猟の模様を収めた映像には、増え続ける野生のシカと高齢化する猟師の現状、猟の様子やシカの解体、流通の現場から人がシカ肉を食べるところまで全て盛り込まれています。
雪で覆われた冬の北の大地と厳しい自然の中で、したたかに生きる野生動物たちの姿も淡々と写し出されます。

ホンマタカシさんは、これまでも野生動物との共存をテーマに作品を発表してきていて、この作品は、2011年に開催された個展で発表された「trails」シリーズの続編。
作品はナレーションやテロップを一切入れない生の映像と音楽で構成され、神秘的な世界観を生み出しています。

「撮りたい」という欲望には色々あるんですね・・・。勉強になります。
ちなみにカケスとは鳥の種類で、エゾシカ猟の痕跡に血肉を求めて野生動物がやってくる、という趣旨。
「trails」の写真は見たことあって、心を揺さぶるものがあったので、映像としても是非見てみたい一作です。

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