写真のプレゼント

デジタルカメラ時代になってから、「フィルムを現像する」「プリントを焼き増しする」ということがほとんどなくなりましたね。
旅行やイベントの写真も、友人同士が共有する場合、プリントを渡すのではなく、CDやDVDなどデータ化されたものを渡すというのが主流ではないでしょうか。

しかし現在もある日本の習慣「年賀状」では、家族写真や子どもの写真をのせて新年の挨拶をしています。最近では写真を紙という媒体で手にすることが少ないために、伝統的な年賀状で、写真がプリントしてあることによってかえって新鮮な印象を残します。

デジタルデータをパソコンを介したり、CD、DVDに入力して渡すのではなく、紙に印刷した「写真」をおくられるのは結構嬉しいものです。

以前のように街の写真屋さんでの現像や焼き増しサービスの看板は、あまり見られなくなりましたが、そのかわりにデジタルデータから直接プリントするサービスや無人プリンターなどの設置が多く見られます。
USBなどペンドライブを持っていって、差し込むと、その場で、画像を見ながら枚数を選択してプリントできます。機械によってはプリント前に簡単な構図調整、ズーム、色調整などができるものもあり、さながら自分でプリントしているような感覚です。

あの日楽しかったなあ、いい思い出だなあ、この表情よかったなあなどと、写真におさめたシーンを一手間かけて「写真」としてプリントし家族、友人に渡すのもとっても粋なはからいです。
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