『伝統文化とLED』

最近、日本に訪れた外国人にインタビューし、密着する「世界系」番組が人気だそうですが、このような番組を観る度に、確かに日本ってこんなところが素晴らしいよなとか、自分が知らない日本を気付かされたりします。

外国人が知っているのに、日本人である自分が知らないというのも情けない話ですが・・・日本政府が「クールジャパン」として戦略的に国内外へ「伝統文化」を発信している影響もあってか、伝統文化がここ数年で変化している気がします。(・・・というのも変な話ですが)
伝統文化も生き残る為には、伝統を維持したまま更なる進化が必要だということなんですね。

そんな中、弊社の取り扱う撮影機材に使われている「LED」に関連する伝統工芸品を発見しました。
その名も「明かりこけし」。
宮城県の伝統工芸品である鳴子こけしにLED照明を組み込んだ懐中電灯です。

地震の揺れでこけしが倒れると点灯し、そのまま懐中電灯として使えるというナイスアイデアな商品。
ただ一つ難点があるとすれば、懐中電灯として利用するときはこけしの首を持つことになるので、少し気が引けるということだけです。(笑)
LEDの技術と倒れやすいこけしの性質を逆手にとり、生活の中で役に立ててもらおうと考えて開発されたそうです。
確かに、こけしってオブジェとして置く以外に使い道がないですもんねぇ。
こうやって現代の技術と昔からある工芸品が合わさって新しいものができるというのは本当に素晴らしいですね。

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