『富士山』

世界遺産として登録された、我が国を代表する山、富士山。
最近は澄んだ秋晴れが多く、富士山が見えることがままあります。
そんな日は望遠レンズを使ってビルの谷間から写してみたくなります。

富士山が見れた日は、なんだかいいことが起こりそうです。
千葉の幕張あたりで見たこともあります。
天候条件によっては結構遠くからでも見えるんですね。
見えた所が遠くであればある程、貴重な体験に思えたものです。

・・・では果たして一体どこまで遠くから見ることができるのか!?

何とビックリ、答えは「京都から」なんです。
ついこの間の9月末、奈良県の住職さんが京都と滋賀の県境の山の上から(ややこしいですがとにかく京都から)、撮影に成功したそうです。
このポイントを業界では「西限界」というそうです。
理論上は見えることがわかっていて、それでもそのポイントの状況(山の中ですから)、気象条件などから撮影は不可能と言われていたのですが、ついに。
何でもカシミール3Dというソフトを使って富士山までの地形のCGを立ち上げ、撮影に最適な時刻や場所を割り出したのだそうです。
距離にして261km。
これにて富士山が見える都道府県は20に上ったそうです

なお、北限は福島県の308km地点で、こちらはまだ撮影成功に至っていません。
5年に渡り40回以上登山してチャレンジしている方がいるみたいですから、是非成功してほしいですね。

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