写真習得の狙い

大学での写真学科、写真学校でのコース、カルチャーセンターの講座まで写真を学ぶ場は多くあります。
でもその学ぶ目的を多く分かると3つあるといえるでしょう。
ひとつは写真と写真技術そのものを得る狙い。ふたつめは写真をどのように見たらいいかを習得する狙い。そしてみっつ目は写真をアート作品として撮影するための狙い。
それぞれ3つは少しずつ呼応している部分はもちろんありますが、カテゴリーとしてみると目的は違います。
まず写真は商業写真とアート写真があります。
ひとつ目では商業写真撮影が目的になり、被写体をいかに美しく撮影するかということを習得するためのものです。ふたつ目の「写真をどのように見たらいいか」を習得することは、みっつ目の「アート作品撮影」にもつながります。
写真撮影に携わるひとはフォトグラファーに限らず、作品を評論する研究者やアートディレクター、学芸員などまで幅は広がります。
例えば、個人的に写真撮影の上達を目指したり、キレイな商品撮りを目指すには技術、知識の習得ですね。または表現の手段として写真を取り入れたい場合には、それが作品として人に訴えるにはどうしたらいいのか、写真そのものから作品としての見方などを習得するため、ふたつ目、みっつ目のカテゴリーになるでしょう。
写真や写真撮影のコースなどを気軽に受けてからその目的を決めてもいいでしょうし、すでに何が目的か明らかであれば、それに適切なコースを見つけて習得されるといいですね。

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