布生地

写真撮影の背景、または土台に使用する布を考える時、その選択は悩みどころではないでしょうか。
ブツ撮りなどをして背景の気になる点は布のセッティング方法、そして皺。被写体をしっかり強調するための「引き立て役」の布が、今ひとつ被写体となじまなかったり、肉眼では気にならないのに写真としてみると、布の皺が目だつといったことないでしょうか。

そこで写真撮影用の布を選ぶ際のポイントを見てみましょう。
1.皺になりにくい布
2.演出として被写体にあった素材

例えば同じコットンでできた布でももともとの糸の太さや織り方などで、皺になりやすいもの、そうでないものと変わってきます。毎回撮影前にアイロンをかける手間も考えて、布の収納には折り畳むのではなく、ロール状で整理するといいかもしれません。
また被写体にあった素材というのは、高級感を出したい被写体、自然体、メタリック、などそれぞれ撮影するものに合わせて、布選びをすることが大切です。それは光沢のあるサテン素材だったり、柔らかな印象のシフォンだったりと、ここで随分選択の幅が出てきます。

背景紙と同じように、ベーシックなものから、応用の利く素材まである程度揃えておくと便利ですね。

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