本当の色

前回に続き、ペット撮影のちょっとしたコツを見てきましょう。
さて、屋外で躍動感ある動物ならではのショットを撮りたいと思っても、
いざ撮影すると実際の犬、猫の毛色が随分と変わったりしませんか?

それは露出で解決!
自動設定にしておくと、背景の色や光の加減と、動物の毛並みの色で露出がどちらかに引っ張られて
黒い犬なのに、グレーに見えたり、白い猫なのにぼんやりした毛色になったりすることがあります。

そんなときには場所を変えるたびに露出補正画面でチェックし調整しましょう。
プラスにすると明るくなり、マイナスにすると暗く写ります。
つまりは、毛色の黒いペットの場合、つやのある漆黒さを出すためには露出をマイナス気味に設定すると、より黒さが際立ちます。

同じように毛色が白いペットの場合には露出はプラス気味に。
しっかりと白さが出る撮影設定をし、本来の色を引き出しましょう。
もちろんディテイルも大切なので、黒をつぶしすぎたり、白を飛ばしすぎませんように!
撮影照明が重要