ラジオで聴く写真家のはなし

先月、木村伊兵衛写真賞を受賞された岩根愛さん。
受賞後、さまざまなメディアに取り上げられたり、またトークイベントなどそのご活躍ぶりをいろいろ目にするこの頃です。
先日、ラジオのゲストに迎えられ、初の写真集「KIPUKA」までの道のりの話を聴くことができました。どうやって写真家になっていったのか、その経緯や、ハワイと福島がどうやって繋がったのか、そして撮り続けた原動力や関心はどこにあったのかなどなど。紙面のインタビューなどと違ってラジオでのゲストトークってビジュアルがない分、話す声色やスピード、ラジオパーソナリティとの掛け合いなどで、ダイレクトに伝わったりすることがありますよね。
今回聴いた岩根愛さんのゲストトークがまさにそうでした。

さて、そのラジオとは久米宏さんがパーソナリティを務める「ラジオなんですけど」という番組です。毎週ゲストコーナーが設けられていて、さまざまな業界のさまざまな職種の方のお話がある番組ですが、4月13日のゲストが岩根愛さんだということで、これは!と思った回でした。
ああ、もうすぎた放送かあ、と思ってる方、大丈夫です。アーカイブがありますから。

放送終了後の様子とともにHPにゲストの様子の写真もアップされ、音源を聴くことができます。
最後の部分にゲストの感想があるのですが、そこに「久米さんがおっしゃったように、私が福島をハワイと結びつけたんじゃなくて、まずハワイがあってそれが福島と結びついたので、そこを読み解いてくださってありがとうございました」という箇所があります。
放送中にお二人の会話で発せられることなのですが、こちらも聴きながら、ああそうか!と思ったものです。
34分強の聴きごたえのある写真家のお話、いかがですか。

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